小金井/ 野川 (カワセミ、ごい鷺、猫)
野川@坂下橋
今日は久しぶりに野川の淵を歩いた。
心地良い日差しに気温は10℃を超え、流れる水もこころなしか温かくなったような色合いになっていた。
坂下橋から見降ろすと、桜の木々は枝も幹も露わな状態であったが淵には淡い緑色の草が所々に見えるようになっていた。
そうした中に梅の木が一本目に入った。
梅の木は高さが2.5mほどあり、枝には花を多数咲かせていた。 梅の木
梅の木から野川の淵を少し遡ったところで黒い猫が向こう岸を歩いてきた。
猫の歩く先には鶺鴒が一羽居て、黒猫は10m程の距離に来た時に見付けたのであった。
黒猫は姿勢を低くしてそ~っと近付き、3m程の場所から鶺鴒に飛びかかったのであったが、鶺鴒はさらりとかわして私のいる淵に降り立ったのであった。 鶺鴒を見付けた黒猫
鶺鴒
姿勢を低くして近付いた
逃げた鶺鴒を見送る黒猫
更に上流に向かって歩くと、今度はごい鷺が現れた。
川の水が温んでいるせいか、枯れ草の下の水には魚がいるようである。
ごい鷺は枯れ草に覆われた水に嘴を目にも留まらぬ早さで差し入れては小魚を捕えていた。
ごい鷺は嘴で捕えた小魚をタイミングをとって口の中に入れていたが、飲み込む時には喉が波打つように動くが見えたのであった。
なお、一回だけであったが、大きな魚を飲みこんだようであったが喉につかえさせて、何回もゲホゲホしていた。
珍しい光景であったように思うところである。 漁るごい鷺
嘴には小魚(二匹)
魚を探す
ごい鷺が小魚を漁るのを見ていたら、傍の木にカワセミがやってきた。
川面まで1m程度の位置にある枝に留まり川面を見ているようであったが、突然ダイヴして川面の水が跳ね上げられた。
小魚を捕えたのかどうかは分からなかったが、土手を通る人の気配を感じて1回飛び込んだだけで飛び去ってしまったのであった。 カワセミ
カワセミ
カワセミ
野川の淵には散歩の人や犬をつれた人が通られる。
以前のごい鷺は人や犬が通りががると飛び去っていたのであるが、今日は我関せず状態で漁に勤しんでいた。
ごい鷺も鴨同様に人間慣れしてきたのであろうか・・・。 鴨
鴨
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