Detroit/ Society of Automotive Engineering (Plastic Key)
Plastic Key
今日は出掛けることもなく、終日のんびりと過ごした。
自分の部屋で久しぶりにBoskovskyを聴いていたら、置きっぱなしにしていた古い札入れが眼に着いたのであった。
中には価値のあるものは入っていないことは分かってはいたが、改めて中を見てみるとプラスティックでできた自動車の鍵が出てきた。
これは私が米国で勤務していた時のことであるが、毎年2月にデトロイトで行われていた全米最大の自動車および自動車関連産業の集まりであるSociety of Automotive Engineering (SAE) の催しにおいて、プラスティック素材メーカーとして参加していたデュポンのブースで作ってもらったものである。
当時私はFORDのCrown Victoriaというセダンに乗っていたが、その鍵のコピーである。 Crown Victoria (立っている身長5ft11inのおっちゃんは無視)
鍵には二種類あって、一つはドアの、もう一つはトランクルームのものである。
幸い私は鍵を付けたままドアをロックするという経験をしないで済んだのであったが、万一に備えてこのプラスティックキ―を札入れに入れていたのであった。
実際にこのプラスティックキ―でドアを開けるテストを何回かしてみたが、頑丈なエンジニアリングプラスティックでできたキ―は変形したりすることなく使えたのであった。
もう25年ほど前の話である。
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