Winery(VT)/ Joseph Cerniglia Winery
GRANNY SMITH Varietal APPLE WINE
アメリカのリンゴの産地についてですが、私が経験した範囲内ではニューヨーク州とミシガン州は印象に残る州でした。
また、日本のカレーからイメージするヴァーモント州も印象に残っていますが・・・。
大雑把に私がリンゴを産するエリアとして把握していますのは、APPLE STATEとして名をはせるニューヨーク州からその北側に位置する数州、および五大湖周辺の数州です。
私は自動車関連部品に関するマーケティングおよび販売関係で当時自動車産業の中心地であったデトロイトに出張している時間が長かったものですから、郊外にあった「APPLE CIDER MILL」のリンゴジュースを何度か飲んだことがあります。
「APPLE CIDER MILL」というのはリンゴを搾ってリンゴジュースにする農場の加工場であり販売所の総称で、デトロイト郊外にも何軒もありました。
建物はまさに農場風のログハウスのようなものもありましたし、それらの中には水車小屋のようになっていてその動力を活かしてリンゴを搾っている処もありました。特にこの水車小屋風の店は周りの風景とも調和していて、なかなか趣のある景色を醸し出していました。
そして、「APPLE CIDER MILL」に共通しているのが「APPLE CIDER」という搾りたてのシュワシュワのリンゴジュースと揚げたてのドーナッツが販売されているということでした。
「APPLE CIDER」は大きいのはガロンビンで、小さくても1クオート(1/4ガロン)ビンで販売されていました。
また、ドーナッツは所謂中心に穴のあるものではなくて大きめの鶏のから揚げのような形のものが小さい袋で5~6個入っていて、揚げたてにシナモンパウダーが振りかけられていました。
買った1クオートビンの「APPLE CIDER」とドーナッツを農園の中で食べましたが、味も雰囲気も空気も全てが美味でタマラヌものがありました。
なお、「APPLE CIDER」はビンからラッパ飲みでした。
さて、この「Joseph Cerniglia Winery」はSouth Central Varmontというエリアにあるワイナリーでして、所謂リンゴ酒の生産と販売も行われていたようでした。
そして、私が購入したのは「GRANNY SMITH」という品種のリンゴから作ったApple Wineでした。
その味は、一寸甘酸っぱい中にリンゴに固有のコク味があるリンゴ酒そのものでした。
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