府中/ 大國魂神社 (流鏑馬)
予選の的(外側から赤・青・黄・黒)
丁度一週間前の5月16日に大國魂神社の参道で流鏑馬が行われた。
前日の雨も上がり好天に恵まれたことから我が血が騒ぎ始め、翌日から大阪に行かねばならなかったのであるがD800を持って出掛けたのであった。
大國魂神社の参道に行くと、参道の甃に沿った土の部分が騎馬の走り抜ける道として設えられており、更にその傍に的が100mほどの間を空けて二つ並べてあった。
流鏑馬に参加された射手(いて)は総勢12名(男性7名、女性5名)で、3組(1組目:男性4名、2組目:女性4名、3組目:男性3名・女性1名)に分かれていた。
また、各射手は2回の騎射(計4射)を行い、その的中数で決勝への進出が決められるようであった。
なお、この日は、6名の射手(男性4名、女性2名)が決勝に進まれた。
私は流鏑馬を観るのは人生で初めてであって、その作法や用語などに関しては知見が無い。
したがって、以下の写真に付した用語は学生時代に経験した弓道の用語であり、正確なもので無いことはご容赦願うところである。
また、前述の通り流鏑馬は初めての経験であったことから、撮影のポジショニングやレンズの選択なども分からなかったので、この日は来年以降の撮影に備えての知見を得るということに主眼を置いたのであった。
なお、今回の撮影位置は二的から10mほど離れた位置であったが、これは開始1時間前に確保したもので、これより遅いと最前列では撮影できなかったであろう。 矢番え(弓に矢を番える)
矢番え
打起し(弓と矢を引分ける態勢にするために大三の位置にもっていく)
大三(押し大目、引き三分、ここから引き分けて会(100%の引分け・狙い)にもっていく)
引分け
会(狙いを定める)
放れ(矢を放つ)、残心・残身(矢を放った後の精神的・肉体的所作)
疾駆
矢番え
打起し
大三
会
的中直前
残心(身)
放れの瞬間
会
再び放れの瞬間
残心(身)
髭のおっちゃんが様になっていた
決勝の的
決勝の的は的中すると綺麗に割れる
会
的中
残心・残身
髭のおっちゃん、見事的中
鏑矢
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