原宿/ 東郷神社
東郷神社参道入口
あれは2017年のことでした。
6月の下旬に差し掛かった頃でしたが、とても暑い日でした。
この日は珍しくYA氏と原宿に行ってみましょうということになり、原宿駅を出て若者で賑わう竹下通りを下って行きました。
そして、竹下通りを抜けた先に「東郷神社」があることに気付きました。
「東郷神社」は日露戦争で連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮した東郷元帥を祭神とする神社です。
話題は逸れますが、私は大学生の頃の読書の中で、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を通して日露戦争やその戦争に係わった人物について知りました。
そして、最も興味が惹かれたのはやはり主人公の秋山好古氏と秋山真之氏のことであり、その後ご兄弟に関する書籍を少なからず蒐集したものでした。
「坂の上の雲」においては特に秋山真之氏に非常に惹かれるものがあり、氏との関係の中で東郷元帥も大きく記憶に残る存在でした。 参道
さて、この日まで「東郷神社」には参詣したことがありませんでしたので、YA氏を誘って参道を進んでいきました。 東郷会館
参道を進みますと、東郷会館が池の向こうに現れました。
先述の通りこの日は暑く、池の周辺には人は居られなかったことからとても静かな空気に包まれていました。 狛犬
東郷会館を右手に見ながら進みますと階段があり、その階段を登り切った処に狛犬が鎮座ましましていました。 狛犬
が、それらの狛犬はこれまでに見てきた狛犬とは異なり、その形が実にロボティックだったのです。
丸みのない角ばったフォルムはロボットを彷彿とさせるものがあり、非常に斬新な形状の狛犬でした。 手水舎
狛犬の斬新なフォルムに感心しつつ歩を進めますと手水舎に至りました。
手水舎ではYA氏が作法に従って清めの所作を執られましたが、私は何故かパスしていました。 拝殿
拝殿の前では参詣の人が拝礼されており、私達も順次拝礼させていただきました。 狛犬
狛犬とZ旗
なお、拝殿の前の狛犬は曲線でできた狛犬で、見なれた姿のものでした。
が、そのことによって先ほど見たロボティックな狛犬がより強く印象付けられてしまい、今でも神社で狛犬を見るとここのロボ狛犬を思い出してしまうのです。
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