立川/ 餃子のニューヨーク (焼餃子、水餃子、揚げ餃子、
餃子のニューヨーク
先日、TI氏が仕事で立川に宿泊すると連絡があり、氏の最終日に立川で一献飲ろうということになった。
この日は、氏の仕事が早めに終わるということでJR立川駅にある4本足の赤いモニュメントの下で午後4時に待ち合わせた。
ところで、午後4時という時間は飲むということを主体に考えると佳店を見付けるのは容易いことではない。
そこで、立川のガイド本を紐解くと、なんと予ねてより興味を持っていた「餃子のニューヨーク 」が昼夜通し営業であることが分かったのであった。
そこで、TI氏と会ったその足で早速「餃子のニューヨーク 」に向かい、入店とあいなったのは午後4時15分頃のことであった。 先ずは生ビール
開け放たれた引戸を横目に店内に歩を進めると、先客は20歳を過ぎて間もないと思えるカワユイ系の女性二人が二人掛けのテーブルで料理を突いておられる以外に先客は皆無であった。
フロア係のお兄ちゃんに二人で来た旨を告げると、二人掛けのシャビーなテーブルに案内されたので、これよりはカウンター席の方が好かろうということになり、カウンター席に着座したのであった。
そして、餃子を食べるのであるからということで、先ずは生ビールを注文した。
TI氏と軽くジョッキを重ねて乾杯し、早速餃子の注文に移った。 餃子のメニュ
メニュを見ると流石は餃子の専門店として立川で名を馳せる店である。
餃子だけで15種類のラインアップを誇っている。
その中に、「まずはコレから」と記された「焼餃子」をいただくことにした。
更にメニュを見ると最小オーダー単位が3個となっていた。
これではシェアできん!ということで、「焼餃子」の3個を2オーダーしたのであった。
カウンターの向こう側にある厨房ではお兄さんが皮に餡を詰め始めるのが見えた。
すなわち、当店では注文を受けてから餃子を作り始めるということで、当たり前といえば当たり前ではあるが、お兄さんの真摯な姿を目の当たりにすると何だか良い餃子をいただけるという期待感が膨らむのであった。 お通し(マーボー豆腐)
さて、餃子が出来上がるまでの間の繋ぎとして「お通し」が供されていた。
それは「マーボー豆腐」で、入口の幟に昼食時は食べ放題と書いてあるマーボー豆腐が供されたものであった。
味付けは万人受けするようにマイルドに仕上げてあったので、ラー油を加えるとヨロシイ味になったのであった。 焼餃子
そして、マーボー豆腐と生ビールでTI氏と談笑していると、「焼餃子」が供された。
供された餃子を見ると、一目瞭然でわかるのであるが餃子が一皿に4個あったのである。
すなわち、合計8個である。
それも、かなり大きな餃子が、である。
「焼餃子」を持ってきてくれたフロアのお兄さんに問うと、にこやかに「サービスです!」と返された。
このお兄さん、厨房には「焼き、2つ」と(言っていたように思う)伝えていたし、メニュには3個と書いてあるし、こちらも3個を2つと伝えているので、当然餃子は3個で供されるものと思っていたから、ある意味嬉しいサービスであった。
が、後から追加注文することも考えていたので、これならワンオーダーでも良かったと思ったのであったが、そうはいっても美味な餃子であったので不満は皆無であった。 餃子のたれ、ラー油
なお、餃子には当店特製(と思う)の「餃子のたれ」とラー油を付けていただいた。
このタレは、餃子の王将のタレよりも少し甘味があって、好きな味のタレであった。 オリジナルハイボール:ドラゴンボール(紹興酒+ソーダ+干し梅)
さて、生ビールを飲み干し、次に注文したのがオリジナルハイボールの中からTI氏は「ドラゴンボール」であった。
これは紹興酒+ソーダ+干し梅とメニュに記されているのであるが、TI氏によるとそのような味だそうであった。 オリジナルハイボール:ニューヨークハイボール(梅干の酸っぱいエキスを注入!からだにも心にも刺激的な一杯です。とメニュに記されている)
また、私の注文したのもオリジナルハイボールの中から当店の名前を冠した「ニューヨークハイボール」であった。
これは供された時は低層部に梅干を潰したものっぽいのが溜まっていて、上層部は普通のハイボールであった。
が低層部の梅干をよ~く掻き混ぜると上の方に上がってきて、所謂梅割り的な味となるのであった。 手羽先餃子
また、ハイボールの注文時にオーダーしていた「手羽先餃子」はハイボールに遅れること数分にして到着した。
手羽先の中に入っている餡は当店の餃子に共通するものであるが、上手い具合にカラリと揚げられた手羽の皮と良い相性であった。
なお、ヴァットのコーナー部分に辛子が添えてあったので、最初は辛子を付けて食したが、私には餃子のタレの方が好ましい味わいであった。 揚餃子
次いで、注文した餃子は「揚餃子」と「水餃子」であった。
この注文をする時点で私達はかなり満腹に近い状態にあったのであったが、基本の餃子3点は食べておきたいという意識も働き、これらをオーダーすることにしたのであった。
この時点で、私達はもうサービスの餃子は付いてこないものと思い込んでいたので、TI氏と私のどちらかが揚餃子か水餃子を2個食するつもりであった。
そして、それは私達の胃袋にとってほぼ限界の量である。
ところが、私達は甘かった!のである。
供された「揚餃子」も「水餃子」も4個づつとなっていて、期せずしてサービスの餃子が1個付いていたのであった。 水餃子
結局はTI氏と私でそれぞれを2個づつ美味しく食べきったのであったが、胃袋はほぼ限界容量に達していたのであった。
当店の餃子は1個の大きさが通常サイズの1.5倍以上はあるので、総計9個というのは65歳を過ぎたおっちゃん達には結構重いのであった。
なお、支払いの時にお姉さんに餃子のサービスは何時までかを尋ねたら、なんと一日中行っているとのことであった。
早く言ってよォ~、である。
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