新大阪/ 珈琲 サンチョ (モーニングセット E:トースト・たまご・コーヒー)
珈琲 サンチョ
さて、私が堺の生家を訪ねる際には新幹線を利用しています。
ということで、新幹線の乗り降りには新大阪駅を通ることになるのですが、その新大阪駅では東京に向かう際には昼食を摂ることが常となっていました。
しかしながら、先日の場合には新大阪駅に着いたのが10時半過ぎで昼食には些か早いタイミングというものでした。
そこで、喫茶店でモーニングサービスでもいただこうと考えて「味の小路」と名付けられたエリアを歩いていて目に飛び込んできたのが「珈琲 サンチョ」という名前の店でした。 カウンター席からの眺め
入店した時間は11時には今しばらく時間を要するというタイミングで、店内は7割ほどが先客で埋まっていて、空いているカウンター席の奥に案内されました。
席に着いて分かったのでしたが、椅子はゆとりのある大きめのサイズで座り心地の好いものでしたし、カウンター越しに見える飾りや調度品も店名と同じくスペインの雰囲気に満ちたもので何となく非日常的な気分に誘われるのでした。 モーニングセット E: トースト・たまご・コーヒー
早速モーニングサービスをと思い、スペインの血が流れていると思えるお嬢さんに尋ねるとテーブル上のメニュを見てくださいとのことでした。
しからば、とメニュを見ますとモーニングセットと称してA、C、E、Fと割り振られた4種類のセットメニュが掲載されていました。
なんでBどDは無いのかなと訝しく思いつつも、過日新世界でいただいたモーニングサービスとほぼ同じ内容で、価格だけが70円異なる「モーニングセット E: トースト・たまご・飲み物」を選択し、飲み物にはホットコーヒーをいただくことにしたのでした。 トーストと茹でたまご
注文を終えて暫し、ホットコーヒーが供されました。
程良い苦味と淡い酸味のバランスが良い、美味しいコーヒーでした。
因みに、カップ&ソーサはNarumiでした。
また、トーストには一口サイズにカット出来るように小さな切れ目が入れてありました。
なかなか細やかな心遣いがなされていて、モーニングサービス初心者の私には初めて経験する粋なはからいというものでした。
トーストにはバターがタップリ融け込んでいて、このバターの塩味を帯びた酪味とトーストの加熱された発酵小麦の旨味が茹で卵にもイチゴジャムにもマッチしていました。
新大阪駅でコーヒーとトーストに茹で卵とイチゴジャムという美味なる組合せの一皿を450円でいただけたことは、CPの良さともに味わい(食べた味わいと店の雰囲気にかんする味わい)という意味で満足度の高いモーニングサービスでした。 カウンターの前
柱の絵
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