東京駅/ 駅弁(たいめい軒 チキンライス弁当)
たいめい軒 チキンライス弁当
先週は僅かに2泊3日ではあったが大阪の母を見舞に行った。
往路はいつものように新幹線の座席を確保しており、加えて時間の余裕を持って出掛けた。
というのは、東京駅で昼食を摂ってから母の元を訪ねるのが時間的に丁度良い加減になるからである。
東京駅で途中下車をして、先ず向かったのは崎陽軒であった。
この日は最初から崎陽軒に決めていて、改札口を出て真っ直ぐに東京駅の地下のグランスタにある崎陽軒に向かったのであった。
ところがである。
店の前には少なからぬ人達で行列ができていたのであった。
今まで何度も店の前を通り、その都度店内には余裕があって店のお姉さんからの呼び込みに抵抗していたが、この日に限って行列ができていたのあった。
仕方がないので他店を探し始めたが食指が動かず、結局は乗車する新幹線を早めて駅弁を購うことにしたのであった。
この間約15分で、存外に早いタイミングでスケジュールの微調整を行えたのであった。 たいめい軒 チキンライス弁当
さて、新幹線の改札を通り、「逸品のお弁当」という看板がかかった駅弁専門店の前に立った。
そして、30数種類もある(ように思った)弁当群の中から暫し吟味した後に選んだのは「たいめい軒 チキンライス弁当」であった。
合わせてお茶の冷たいのを購って、変更した新幹線の席に着いたのは発車3分前のことであった。
そして席に着いて発車とほぼ同時に袋から我が駅弁「たいめい軒 チキンライス弁当」を取り出し、有楽町駅を通過する頃まで暫しその箱を眺めた。
そして、新橋駅の手前付近で本体を取り出すと透明なプラスティックの蓋の向こうにチキンライス、タルタルソース、えびグラタン、コールスロー、ミニトマト、ピクルス、えびフライ、フライドポテト、ナポリタンスパゲティ、鶏唐揚げが整然と並べられていたのが目に飛び込んできたのであった。 (左側から)チキンライス、タルタルソース、えびグラタン、コールスロー、ミニトマト、ピクルス、えびフライ、フライドポテト、ナポリタンスパゲティ、鶏唐揚げ
先ずは「たいめい軒 チキンライス弁当」の主役であるチキンライスからいただいた。
その味は単にケチャップが絡められたものとは明らかに一線も二線も画するもので、ベースのお米はチキンストックで炊き上げられたお米よろしく一粒一粒の中にまでチキンベースの旨味が浸透しており、ここにトマトピューレが絡めてあって、佳い味わいのチキンライスであった。
また、忘れてはならないのは随所に散りばめられたグリーンピースで、この食感と葉緑素系の豆味はチキンライスをより上質の味わいに高めていたのであった。
後は鶏唐揚げやえびフライをメインにチキンライスと共に食べ進め、品川駅を出た頃にはその全てを胃の腑に納めきったのであった。
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