八重洲/ 味噌煮込みうどん 玉丁本店 八重洲店 (味噌煮込みうどん 海老天入り)
味噌煮込みうどん 玉丁本店 八重洲店
過日のことですが、大阪から東京に戻ってくるのに早い時間帯の新幹線に乗ったことから東京駅に到着したのは丁度昼食時というタイミングでした。
そこで、昼食を摂るべく新幹線を降りて直ぐの処にある東京駅の地下街に向かいました。
そして、目指したのは「味噌煮込みうどん 玉丁本店 八重洲店」でした。
何故「味噌煮込みうどん 玉丁本店 八重洲店」を目指したのかというと、何か味の濃いものでありながらコッテリ系ではない麺類を体が求めていたからではなかったかと思っています。 瓶ビール(中ビン)
案内されたテーブルに着いて、先ず注文したのは「瓶ビール」でした。
また、お品書の中からビールの合いそうな「竹輪のてんぷら」と「鶏のてんぷら」もいただくことにしました。
更にメインは「味噌煮込みうどん 海老天入り」を選択したのでした。 竹輪天
鶏天
供された「竹輪天」も「鳥天」も2ピースづつとなっていて、いずれもビールにピッタリの味付けであり、かつカラリと揚げられた口当たりの好いものでした。
まさにビールが進むというものでしたし、平日のこの日に当店を訪れた近隣のオフィスで働く方々の近くで飲むビール自体が諧謔的に美味な中これらの天ぷらは更にビールの旨味を増加させてくれたのでした。 味噌煮込みうどん 海老天入り、のはず
待つこと暫し、土鍋とその蓋の間から沸々と煮えたぎる泡を見せる「味噌煮込みうどん 海老天入り」がお姐さんによって慎重かつ迅速に運ばれてきました。
そして、火傷をしないようにお手拭きで蓋をそろりと開けました。
「・・・・・・。」
思わず絶句しました。
というのは、本来なら在るはずの「海老天」が見当たらなかったのです。
私はこの時、何故か銀座にある「近大マグロ」の店で起こった事件を思い出していたのでした。
それは、HO氏と昼食を摂りに訪ねた際のことで、HO氏と同じ料理を注文していたのでしたが、私のお椀には蓋を取ると味噌の塊が置いてあったのでした。
本来ならばここには味噌汁が注がれていなければならぬものでした。
そして、今回はそこにあるべき「海老天」が無かったのです。
こういうことが稀にではありますが他の人達に比べて私には多く起こるのでして、先日の熱燗忘れられ事件もそうでしたが、そのたびに私は不運な星を背負っているような気分になるのでした。
そうはいいましても、このまま「海老天」無しで食事を終える気にはなれず、近くを通ったお姐さんに「海老天」が不在である旨を告げたのでした。
ただし、こういうケースで思いますのは
「お客さん、海老天は食べちゃったのに、も一本欲しくてクレーム付けてるんじゃァないの~ォ。」
とか、
「本当に注文されたのですか~ァ?」
とか言われると嫌だなァということです。
何せ気の弱い私は反論することは苦手でして、
「そ、そうですね。ひょっとしたら食べていたかもしれませんです。」
とか、
「は、はい。注文をし忘れたかもです~ゥ。」
などと応えるのが関の山だからです。 味噌煮込みうどん 海老天入り、に戻った
なお、私の心配は杞憂に終わり、お姐さんが直ぐに対応してくださったおかげで無事「海老天」は有るべき場所に落着いたのでした。
最近のコメント