小金井/ 天丼てんや 武蔵小金井店 (天丼弁当+秋味のかき揚げ)
天丼てんや 武蔵小金井店
先日、JR武蔵小金井駅の近所に所用で出掛けました。
所用は11時半という頃合いで思いのほか早く終わってしまったのでした。
この日は昼食を買って帰ることにしていたのでしたが、朝から無性に天丼が食べたく思っていたこともあって、「天丼てんや 武蔵小金井店」に向かいました。
因みに、できることなら天ぷら専門店でテイクアウトの天丼を贖いたいといつも思うのですが、駅の周辺には寡聞にして天丼をテイクアウトできる専門店を知りません。
ということで、「天丼てんや 武蔵小金井店」は私にとって唯一天丼を持ち帰ることができる店となっているのです。
この日の11時半を少し過ぎた頃合いの「天丼てんや 武蔵小金井店」は、いつもと違って店内のお客はゼロ、すなわち誰も居ないという状態でした。
そういえば、辺りを見回しますとこの建物自体の顧客数はかなり少ない様子でした。
ということは、11時半までにここへ来れば人混みに交わることなくテイクアウトしたり近隣の店で買い物ができるであろう、と推察した次第でした。
され、「天丼てんや 武蔵小金井店」のカウンターの前に立ち、温厚そうな女性店員さんに当店で最もスタンダードな「天丼弁当」をテイクアウトする旨を伝えました。
また、併せて「かき揚げ」の追加をお願いしますと、かき揚げは「秋味のかき揚げ」になるという説明を受け、それで結構ですとお応えした次第です。
当店では、かき揚げは季節ごとに内容を工夫されているようで、顧客が内容について思い違いをしないように確認がなされるようで、こういう接客は丁寧であり好感度もグッと高まるような印象を受けたのでした。 出来上がりを知らせるデバイス
注文と支払いを終えますと、出来上がりを知らせるデバイスを手渡され、入口の脇にある木製の椅子に座って待ちました。
先述の通り、この日は店内にもテイクアウトにも先客は皆無であったことから、ほんの3分ほど(と感じました)で注文の品ができたことをデバイスがブルブルブル・ヴァ―ヴァ―ヴァ―と振動と音とで知らせてくれました。 天丼弁当+秋味のかき揚げ、お手ふき、割り箸
そして、家に戻り、注文から小一時間経ったタイミングでパッケージの蓋を開けました。 天丼弁当+秋味のかき揚げ
すると、ホンワリと温もりが残る天ぷらやご飯から具材、てんぷら油、丼つゆなどから醸し出された耽美なる芳香を纏った温気がフワリと立ち昇り、わが鼻腔を擽るのでした。
そして、その香に誘われるかのように私は忘我の境地で食べ始めていたのでした。
なお、「秋味のかき揚げ」には銀杏の実が沢山入れられていて、その口当たりといい、ホロ苦い旨味といい、250円という価格は買い手にとっては実にCPの良いものと感じられたのでした。
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