堺(堺東)/ 串かつ 新世界 (串カツ、熱燗)
串かつ 新世界
母の入院していた病院の前から出るバスの行き先の一つが堺東である。
そして、偶には気分を変えて夕食を摂ろうと思い、三国ヶ丘では下車しないで堺東に向かった。
堺東には駅前に商店街の大きな通りがあり、それに平行してならぶ通りが数本ある。
その通りの一つに「串かつ 新世界」があった。
店先の看板を見ると、存外に安い価格で串カツが供されるようで、フラリと暖簾を潜ったのであった。 熱燗二合(注文はポストイットに書く)
店内のテーブル席の殆どは家族連れで占められていたが、カウンター席には数組の先客が居られるだけで、空いていたカウンター左側の席に着いたのであった。
席に着くと同時に熱燗二合をお願いした。
お品書を見ると串カツだけで44種類あったので、余り逡巡することなく上段右側から先ずは5種類を注文させていただいた。 左から、牛、豚、えび、ほたて、いか、焼売
熱燗をグビリと飲りながら待つこと暫し。
串カツが順次供された。
先ずは定番の「牛」をバットのソースに漬け、徐に口に運んだ。
それはアツアツの串カツであった。
が、私は余りにも無防備であった。
その熱さに思わずハフハフしてしまったのであった。 どて焼
串カツを5本いただいて、次に「どて焼」を注文した。
私は関東ではあまりお目にかからないどて焼が好きである。
大きな鍋で煮られたどて焼はタマラヌ味わいである。
が、当店では電子レンジでチンされたものが供され、残念なことにその味は悪くはないものの淡白なものであった。 左から、しょうが、ハムかつ、うずら、玉ネギ
再び串カツに戻り、5種類を注文した。
その中には、必ず注文する紅生姜も加えた。
また珍しいことに、鶏の唐揚げがあったので、二度揚げということにも興味があたのでこれを注文した。 右端は、からあげ
「からあげ」は想像よりもふっくらと仕上げられていて、別注文の「自家製タルタルソース」と好い相性であった。 自家製タルタルソース
なお、「自家製タルタルソース」について美人のお姉さんに尋ねると、レシピを教えてくださった。
が、その時の酩酊のせいか、はたまた老いによる記憶力低下のせいか、今ではもう思い出せないでいる。 招き猫様
メンチカツ
白ネギ
最後に「メンチカツ」(ここは大阪ではあるがミンチカツとは記されていなかった)と「白ネギ」をいただいて店を後にしたのであった。
価格は入店前に思った通り、随分安かったのであった。
なお、当店は若い大将、美人のお姉さん、そしてアルバイト(のように見えた)妙齢のお姉さんの3人で切り盛りされていたが、皆さん明るく好い感じの人達であった。
特に大将の元気な声は好感度高く、店の雰囲気にも、はたまた来店客にも良い感じで響き渡っていた。
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