大久保/ 地獄の担担麺 護摩龍 (地獄の担担麺 Lv2 飢餓(10辛 ファーストステージ))
地獄の担担麺 護摩龍
昨日は初めてJR大久保駅の南口を出て駅の南西側のエリアを歩いた。
当初の目的はカレーの名店「SPICY CURRY 魯珈」を訪ねることにあった。
が、13時半頃に店の前に着いたタイミングでは既にソルドアウト状態となっていて、入店は叶わなかったのであった。
致し方なくJR大久保駅の方に戻り、JRに沿って東中野方向に歩き始めた。
すると、1分も経たない内にソソラレル佇まいの店が目に飛び込んできたのであった。
また、店名が「地獄の担担麺 護摩龍」と記されていて、硬派の店の中でも過激派と推察される雰囲気が漂う店であった。 券売機
もともと担担麺は好きで、かつ店名に些か興がそそられたことから先ずは食べてみようと思い、券売機の前に立ったのであった。
そして、券売機のボタンを見ると、来店者が多かったのであろうか一部の標示が擦れて無くなっていたりしたのであった。
とはいえ、良く見るとボタンは5つの大きなカテゴリーに分けられていて、それぞれに辛さレベルの異なる一品が固有の名前を付されて用意されていた。
その内容は、以下の通りである。
◆護摩龍担担麺・護摩龍つけ麺/ Lv1 護摩龍(1辛)、Lv1 護摩龍つけ麺(1辛)
◆地獄の担担麺/ Lv2 飢餓(10辛 ファーストステージ)、Lv3 阿修羅(15辛 ミドルステージ)、Lv4 血の池(30辛 ハードステージ)、LvMAX 無限(?辛 マックスステージ)
◆つけ麺/ Lv2 飢餓つけ麺(10辛 ファーストステージ)、Lv3 阿修羅つけ麺(15辛 ミドルステージ)、Lv4 血の池つけ麺(30辛 ハードステージ)、LvMAX 無限つけ麺(?辛 マックスステージ)
◆黒の修羅場/ Lv2 修羅1号(10辛 ファーストステージ)、Lv3 修羅2号(15辛 ミドルステージ)、Lv4 修羅3号(30辛 ハードステージ)
◆黒の修羅場つけ麺/ Lv2 修羅1号つけ麺(10辛 ファーストステージ)、Lv3 修羅2号つけ麺(15辛 ミドルステージ)、Lv4 修羅3号つけ麺(30辛 ハードステージ)
私は何らの躊躇なく店名を冠した「地獄の担担麺」をいただくことにし、そのカテゴリーからファーストステージと書かれた「Lv2 飢餓(10辛)」のボタンを押したのであった。
このファーストステージという選択をしたのは、初入店で当店の辛さのレベルを知らなかったことから安全サイドに配慮したためであった。 地獄の担担麺 Lv2 飢餓(10辛 ファーストステージ)、タップリの肉味噌とほうれん草が載せられている
引戸を開けて店内に歩を進めると、店名とは全く真逆のウルトラ美人のお姉さんが居られた。
世界の半分は女性であるというが、このような超美人を目にすることは確率としては1万分の1以下であろう。
嘘だと思うなら実際に「地獄の担担麺 護摩龍」に行ってみなされ。
驚いて腰を抜かされることでありましょう。 同上
さて、食券をウルトラ美人のお姉さんに手渡すと、爽やか系のお兄さんが調理を初め、約3分程で「地獄の担担麺 Lv2 飢餓(10辛 ファーストステージ)」が供されたのであった。
この「地獄の担担麺 Lv2 飢餓(10辛 ファーストステージ)」は一瞥しただけで、そのクリーミーな味わいが想像できる逸品であった。
先ずはスープをレンゲに一掬い口に運ぶと、スープを構成する胡麻が如何に丁寧に調製されたかが如実に感じ取れた。
すなわち、胡麻の粒子がミクロンレベルにまでファインチューニングされているだけではなく、口当たりとして感じる程度のサイズの粒子も含まれていて、その二つの存在がスープの絶妙な味わいと口当たりを造り出していたのであった。
また、麺を追いかけるように口に運んだ肉味噌は、そのスープを纏った味わいがスープの辛さの中にそこはかとない蛋白質系の甘味を付与して、タマラナク佳い味となったのであった。
なお、浅学にしてかつ鈍感舌であることから味の評価には自信をもてないが、出汁には鰹出汁なのか上質の魚介系の旨味があったように感じたところである。 レンゲは髑髏の器の頭頂部に
薬味(フライドガーリック、花椒)
券売機の貼紙
麺を食べきる直前に、店頭に置かれた券売機に「チーズリゾット」の貼紙がしてあったことを思い出した。
そこで、追加の200円を支払って「チーズリゾット」をお願いしたのであった。 チーズリゾット
「チーズリゾット」は、残ったスープの中にお椀で成形したご飯が置かれ、更にその上にシート状のチーズが置かれ、それがハンドバーナーで炙られたものである。
この一連作業はウルトラ美人のお姉さんによって行われた。 チーズの表面には焦げ目
供された「チーズリゾット」はアツアツで、良~ォく掻き混ぜていただいた。
スープのクオリティが良く、なかなかの味わいであった。
ただ、私としてはスープが良いので白いご飯だけを混ぜて「おじや」にしていただく方が良かったのではないかと思っている。
なぜなら、この方がスープの旨味とご飯のデンプン系甘味が相乗的に強まり、スープを純粋に味わえると考えるからである。
なお、スープはファーストステージの10辛であったが、私的には程良い辛さであった。
また、担担スープが実に美味であったことから完食させていただいた。
次は「黒の修羅場」をいただきに再訪を期するところである。
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