八重洲/ SOUTH INDIAN CURRY & BAR ERICK SOUTH (チキンビリヤニプレート Mサイズ)
SOUTH INDIAN CURRY & BAR ERICK SOUTH
先日、大阪に向かう途中、東京駅に隣接する八重洲の地下街で少し早い昼食を摂った。
向かった先は、以前に一度訪ねたことのある「SOUTH INDIAN CURRY & BAR ERICK SOUTH」であった。
この日は、最初から「ビリヤニ」をいただく心づもりであった。 ビリヤニに関するお知らせ
12時までにはまだ少し時間のある頃合いではあったが、既に店の前には人の列が出来上がっていた。
これはイカンかなと思いつつ列の最後尾に並び、自分の順番が来るのを待ったのであった。
列が進んでもう少しで入店ということになったタイミングで、店の前の貼紙が目に入った。
それを良く読むと「売り切れ」の可能性を示唆するもので、気持ちは穏やかではなくなったのは事実である。
しかし、である。
日頃の行いが良かったのか、はたまた偶々なのか、注文を取りにきたお兄さんに尋ねると「ビリヤニ」はまだいただけるとのことで、躊躇せずに「ビリヤニ」を注文した次第であった。 水はステンレス製のカップで供される
注文を終えて暫らくすると、お兄さんによって店内に案内され、奥のカウンター席の一つをあてがわれた。
席に着いた時には、そこには水の入ったステンレス製のカップが置かれていて、先ずはこれで口の中を潤したのであった。 チキンビリヤニプレート Mサイズ(チキンビリヤニ、エリックチキン(カレー)、ライタ(塩ヨーグルト)、生野菜サラダ(ライタをかけて食べるらしい))
そして、程なく「ビリヤニ」の盛られた金属のプレートが目の前に置かれた。
正直なところ、「ビリヤニ」という食べ物は所謂炊きこみご飯の様なものであるということは知っていたが、目の当たりにしたのは初めてであった。
食べ方が分からなかったので、先ずはビリヤニのお米の部分を一口含んで、そしてシズシズと咀嚼を開始した。
第1印象は、スパイシーな味わいであるが、それは極めてドライなスパイシーさであって、甘味は私には殆ど感じられなかった。
例えば、どんなに辛いカレーを食べても辛さの中に甘味というものが感じられるものであるが、ビリヤニは乾いたスパイスの風味が強かったのであった。
これは、想像していた味とは全く異なるもので、ちょっとした驚きであった。
「しからば、チキンカレーを混ぜて食べてみるべし」と思い、ビリヤニに混ぜてみた。
「エリックチキン」というカレーも結構辛いものであったが、両者を混ぜることによって馴染みのある味に変わったのであった。
また、ビリヤニには骨付きチキンが二つ入れられていた。
このチキンはむしろ淡白な味わいであったので、このままでビリヤニと一緒にいただくと好い加減であった。
いずれにしても、この日は初めてであったことからビリヤニを味わいつくせなかったので、再訪を期するところである。
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