三鷹/ 味のグラバー亭 (特製ちゃんぽん)
味のグラバー亭
過日のことであるが、三鷹にチャンポンの名店があるということがテレビで報道されていた。
その店の名は「味のグラバー亭」ということであった。
そこで、今から2週間ほど前の天気の好い日であったが、この「味のグラバー亭」で昼食を摂ることを目的に散歩に出掛けた。
因みに、今までいただいた味も匂いも美味であったちゃんぽんに関しては、虎ノ門にある「長崎飯店」と銀座線浅草駅に直結する地下街の「長崎ちゃんぽん」(という名前だったような・・・)しか記憶に無く、その他の店については寡聞にして知らずにいたのであった。
さて、JR三鷹駅を出てほんの3分程歩いたところで、目指した「味のグラバー亭」に着いた。
早速「ちゃんぽん」と大書された黄色い暖簾を潜り、引戸を開けて店内に歩を進めると、11時半という時間にも係わらず店内はほぼ満席状態となっていた。
しかしながら幸いなことに、辛うじて空いていた店内奥にあるカウンター席に座ることができたのであった。
当店は初めての入店であって「ちゃんぽん」をいただくという目的で訪ねたのであったが、店内に入って直ぐに壁の貼紙が目に飛び込んできて、そこには「特製ちゃんぽん」というそそられる文字が書かれていた。
そして、席に着く直前に女将さんに向かって我が潜在意識の命じるままにこの「特製ちゃんぽん」をお願いしていたのであった。
それは、引戸を開けて着席するまでの僅かに十数秒の間のことであった。 特製ちゃんぽん
席に着いて店内の様子を窺いながら待つこと15分ほどで、「特製ちゃんぽん」がカウンターの向こうの若女将さんにより目の前に置かれたのであった。
まずはスープであるが、淡い褐色を帯びた半透明のスープで、一啜りすると浅蜊の旨味と各種具材の旨味が渾然一体となった典型的に美味なちゃんぽんのスープであった。 具がドッサリ
また、具材として浅蜊、烏賊、海老、豚肉、ピンクの蒲鉾、キャベツ、椎茸、がどっさり載せられていて(うずらの卵は1個)、スープを纏った具材とスープを持ち上げたもちっとした食感の麺が組み合わさったことで、味も食感も実に好い一品となっていたのであった。 お品書の一部
次回は、皿うどんをいただいてみたいと思う処である。
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