吉祥寺/ EFFECTIVE CURRY MONTANA (ローストポークカリーつけ麺、辛さ5[OVERDRIVE])
EFFECTIVE CURRY MONTANA
23日の日曜日は吉祥寺の家電量販店でコンパクトデジタルカメラ Nikon COOLPIX A900 を購入した。
その後、何処かで昼食を摂ろうと思ったが特に当てもなく東急百貨店の裏から中央線方面に向かってブラブラ歩いたところ、シェードに「MONTANA」と書かれた店が目に入ったのであった。
店の前に貼られたポスターを見ると「MONTANA」はカレーつけ麺の様であった。
カレーラーメンも悪くないねェ、などと思いながらそのまま通りすぎたのであったが、店頭には4人ほどの待ち人が居られただけであったことと、昼食時にピークである界隈の店はいずれもかなりの列ができていたことから1分後には「MONTANA」の前に踵を返していたのであった。
すると、何とラッキーなことであろうか店の前に並んでいた人達は順次店内に案内されていき、私はカウンターに残っていた最後の1席に辿り着くことができたのであった。 ローストポークカリーつけ麺、辛さ5[OVERDRIVE]
席に着いて手渡されたメニュを見るとカレーが主役となる料理が写真付きで掲載されていたが敢えてフロア担当のお兄さんにお薦めを尋ねると「カリーつけ麺」という返事が返ってきた。
「カリーつけ麺」には3種類があって、その中から肉がたっぷりの「ローストポークカリーつけ麺」をいただくことにした。
お兄さんにその旨を告げると「辛さ」をどうするか尋ねられた。
メニュの裏を見ると辛さが7段階に分かれていた。
お兄さんによると、ベースのつけ汁には辛さが付けられておらず、そのままでも美味しくいただけるとのことであったが、先に入店したお嬢さんが「辛さ4」を選択されたいたこととお兄さんの説明を参考にして私は「辛さ5[OVERDRIVE])を選んだのであった。 つけ汁(辛さ5[OVERDRIVE])
待つこと10分ほどで注文した「ローストポークカリーつけ麺、辛さ5[OVERDRIVE]」が供された。
まず、つけ汁のスープを一掬い、怖々口に含んでみた。
む、むむ、ベースとなるスープの旨味が広がった。
が、辛さは左程でもなかった。
更に一口スープを含んだが余韻も含めてヒーヒー、ゴホッゴホゴホとむせかえるような辛さではなく、旨味の方がより強く感じられたのであった。
私個人の辛さレベルの尺度では、食べ終わった時点で、額に薄い汗の層、鼻水は鼻の穴の出口に少々、涙ゼロ、というものであった。 チキン、チャーシュー、メンマ
また、つけ汁を蓮華で掬うと中には塊のチキンとチャーシュー、そしてメンマが数本はいっていたが、これらの味はカレー風味でマスキングされているものと思いきや、それぞれの佳味が咀嚼によって滲み出てきて良い味わいであった。
特にチャーシューの塊からは固有の甘味が感じられ、これがカレーのカプサイシン味に負けておらず実に印象的な味わいであった。 低温熟成したローストポークがてんこ盛り
つけ汁を味わった後は、麺をいただいた。
カレー汁を纏った麺はアルデンテ系の口当たりであったが、小麦粉系の風味はカレー味でマスキングされていた。
一方「低温熟成したローストポーク」というのは出色の逸品であり、その艶めかしいと表現しても過言ではない柔和な歯応えと良質の豚肉から滲み出る旨味が宜しく、カレーのターメリックやカプサイシンの味を凌駕する好い味わいであった。
また、麺の横にはキャベツを主体とする千切りの野菜がこんもりと添えられていて、これをつけ汁に漬して麺とあるいはローストポークとともに咀嚼するとカプサイシン系辛味が緩和されて麺もローストポークもより深い味に変貌したのであった。
なお、麺を食べ終わった時点でつけ汁が少々残っていたので、蓮華で掬って全ていただいた。
隣のティーンエイジャーと思しきお嬢さん達(辛さ4を食された)はおつゆを少し残されていたが、店のお兄さんにはもっと辛いのにすれば良かったとのたもうておられた。
なかかなのツワモノであった。 酢とナムプラー
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