堺(三国ヶ丘)/ みくに庵 (熱燗、水茄子、焼き厚揚げ、カツ丼)
みくに庵
この日はLS病院に母を見舞ってから「みくに庵」で夕食を摂りました。
二日前にも「みくに庵」で夕食を摂っているのに再び当店を訪ねたのには理由があったのです。
それは、「カツ丼」をいただこう!という明確な目的があったというのが100%の理由です。
といいますのは、二日前にいただいた「カツ玉子とじ」すなわち「カツ丼の頭」と思しき料理が余りにも美味で、これならば「カツ丼」も絶対に美味であると確信していたのでした。 カウンター席の上
さて、この日は19時半頃に入店したのでしたが店内のテーブル席は全て先客で占められていて、そのために奇しくもカウンター席デビューがこの日となったのでした。
案内されたのはカウンター席の奥から3番目でしたが、幸いなことにこの席からは厨房が良く見えて一人で居ても退屈をすることの無い良い席でした。(飲んでいれば一人でも退屈などすることはありませんがね。) 熱燗 大
さて、席に着くとすぐにお姉さんが飲み物の注文を取りにきてくれたので、一切の躊躇なく「熱燗」の大きいのをお願いしたのでした。
「三国庵」のカウンター席で飲む「熱燗」は何故かは分からないのですが、一味異なるように感じました。 水茄子
この日の最初の肴には「水茄子」をいただきました。
「水茄子」はその名の通り瑞々しい茄子で、そのパキッとした噛みごたえがタマラン一品でした。 焼き厚揚げ
次に「焼き厚揚げ」をいただきました。
この「焼き厚揚げ」は程良い焦げ目も味わいの一つで、「水茄子」の余った卸し生姜も足して生姜メインの生姜醤油を付けていただいたのでしたが、熱燗の肴としては上位にランクインするものでした。 水、お茶
最後に〆の料理として、待望の「カツ丼」を注文しました。
あの二日前にいただいた「カツ玉子とじ」が頭として鎮座ましますはずの「カツ丼」を注文したのでした。
それから、お腹を満たすという目的で「小うどん」も付けていただくようにお願いしました。
するとお店も心得たもので、いつものように「水」と「お茶」がセットで供されましたが、この様になかなか気遣いの細やかなところにも当店のアットホームさが如実に表れていることを実感したのでした。 カツ丼+小うどん
待つこと暫し。
供された「カツ丼」の頭を見て、我知らず絶句してしまいました。
それはあの「カツ玉子とじ」とは似ても似つかないものが載っていたからでした。
そうはいっても、素材は同じはず、ですからこの「カツ丼」の頭を少し残しておいた「熱燗」でいただきました。
が、やっぱり「カツ玉子とじ」とは似て非なるものだったのでした。
さはさりながら、「カツ丼」を多少ながらも研究した経験をベースにしますと、当店の「カツ丼」は上位にランキングされるものです。
ただ惜しむらくは「カツ玉子とじ」が余りにも良過ぎたので、これと比較したことが落胆の原因であったと深く反省しているところです。
なお、述べるまでのことではありませんが当店の「カツ丼」も「小うどん」も美味しく完食させていただいた次第でした。
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