京都/ 鍵善良房 四条本店 (おうすと水ようかん)
鍵善良房 四条本店
錦市場の「やまだし茶」で焙じ茶などを購入し、その後四条通をゆるゆる歩いて八坂神社の方に向かいました。
目指す先は「鍵善良房 四条本店」でした。
四条通は鴨川よりも東側に入ると、西側のエリアよりも若干ですが人通りは穏やかになりました。 店内奥の待ち席から見た入口
店内に入ると外の熱気が一度に落着いた空間となりました。
茶房は店内奥にあり、そこに向かって歩を進めると数人の先客の方々が席に案内されるのを待っておられた。
茶房はかなり広いことからお客さんの回転も良く、待ち席に座って入口を見ていると直ぐに中に案内されたのでした。 おしながき
席に着いて「おしながき」を見ると、有名なくずきりが最初に書かれていました。
とはいえ、私の目当ては竹筒に入った水羊羹でして、これとおうすの組合せをいただくことにしたのでした。
なお、TI氏も私に合わせて「おうすと水ようかん」を選択されたのでした。
当店では、最初にお茶と一緒に落雁が供されました。
お茶は良く冷やされていて、これで渇えた喉を潤している間に「水ようかん」と「おうす」が供されました。

当店の「水ようかん」は竹の筒に入れられていて、笹の葉で蓋がされているという実に情趣のあるものです。

笹の葉を解いて少し傾けると中から水ようかんがつるりと出てきました。
一口の大きさに切って口に運ぶと、そこはかとなく上質の自然な甘味が感じられたのでした。



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