天王寺(大阪)/ 大阪市立美術館 (中国の彫刻)
大阪市立美術館
先日四十数年ぶりに大阪市立美術館を訪れた。
事前に展示内容を確認して、それに惹かれたからという訳ではなかった。
大阪市立美術館はその東洋美術の収蔵では世界的な水準にあり、その収蔵物を見てみたかったということが主たる動機であった。
大阪市立美術館を訪れた日は、8月の猛暑日であったためであろうか、美術館の周囲を歩く人の数は僅かであった。
建物は非常に大きくて、建物から目いっぱい離れ、かつBCカメラの広角側で撮影したのであったが全貌を写すことはできなかった。
しかしながら、大きな石段を昇り、大きな扉を入って、チケットを購入したら、そのチケットには建物の全体が描かれていて、おおよその形が分かったのであった。 ホール
建物の中は、中心部が大きなホ―ルとなっていた。
正確ではないかも知れないが、このホールは床も壁も天井も大理石でできている様子であった。
ホールの奥右手には大きな石像が置いてあり、左手側はミュージアムショップとなっていた。
ホールの天井には二基の大きなシャンデリアがあり、渋い光を放っていた。
展示室には中国から移設された仏像彫刻などが並べられており、そのいずれも心が惹きこまれそうなものであった。
写真撮影は禁止されているので、一通り展示を鑑賞した後、ギフトショップで「大阪市立美術館 山口コレクション 中国彫刻」を購入した。
この中には、この日の展示物の写真が沢山掲載されているのであった。
ただ、実物を見てきた目には写真が如何に鮮鋭であっても、物足りないのであった。
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