堺(堺東)/ 中華そば ムタヒロ 堺東店 (ガハハ鶏特製そば 醤油)
中華そば ムタヒロ 堺東店
昨年の冬のことであるからもう1年以上前のことである。
堺東のディープな飲食店街を歩いていると、見憶えのあるカラフルな提灯が目に飛び込んできた。
良くみるまでもなく、国分寺の街のあちらこちらで目にする「ムタヒロ」の提灯であった。
「はて、面妖な。
ムタヒロは国分寺を拠点とするラーメン店であり、何故に堺東に店舗があるのであろうか?
ラーメン店の展開ということであれば、集客を期待できるもっと大きな街があるというものであろうに・・・。」
と、思ったのであった。
そして、あの日以来、堺東を訪れる毎に気になっていたのであったが、先日ついに入店する機会に恵まれたのであった。
それは、直ぐ近くに在る居酒屋「三好屋」で軽く飲んだ後、〆のラーメンを食するべく立ち寄ったのがその機会であった。 ガハハ鶏特製そば 醤油、 卸し生姜は薬味
店の引戸を開けて自動券売機の前に立ち、最上段にある二つの大きなボタンの左側「ガハハ鶏特製そば」のボタンを押した。
すると、横に控えておられたうら若きお嬢さんが食券を受け取りつつ「スープは醤油あるいは塩」のどちらにするかを尋ねてこられた。
そこで、このうら若きお嬢さんのお薦めを尋ねると、一切の躊躇もなく「醤油です~。」と応えてくれたので、こちらも逡巡することなく「醤油」でお願いした次第であった。
カウンター奥の席に着いて先客の一杯が供された後、程なく「ガハハ鶏特製そば」が目の前に置かれた。
多少は酩酊気味ではあったが、スープを啜り、次いで麺を啜り上げ、更に鶏チャーシューをハミハミして、堺におけるムタヒロのラーメンを堪能したのであった。
なお、食べている途中でうら若きお嬢さんに「ムタヒロ堺東店」のことを尋ねると、なんと!「ムタヒロ」の創業者は堺市は三国ヶ丘のご出身であり、ご自身の故郷の繁華街に店を構えられたということであった。
へ~ェ、そうだったのか~ァ、である。
そうすると、国分寺が「ムタヒロ」創業の地であるならば、堺は「ムタヒロ」の聖地ということになる(と勝手に思っている)。
私も堺の出身であり、国分寺の店を利用させていただく者として、稀有なる縁を感じた次第であった。 国分寺で修行をされたとうら若きお嬢さんが言っていた店長さん
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