両国/ すみだ北斎美術館
すみだ北斎美術館
先週の土曜日は久しぶりに朋友のTI氏と会った。
TI氏は前日の金曜日は業界団体の集まりに出ており、私と会うためにわざわざ一泊してくれたのであった。
そもそもそのTI氏とは昼から一献飲るというのがこれまでのお約束であったが、今回は少々異なった出だしとなった。
すなわち、
先ずは「すみだ北斎美術館」に行きたい
というリクエストがあったのである。
私も美術館や博物館には興味があるので、否やはなく、11時に現地集合ということにしたのであった。
両国駅を降りて徒歩約10分、「すみだ北斎美術館」に至り、ギフトショップをひやかしながらTI氏の到着を待った。
ほぼ定刻にTI氏が到着し、常設展示(この日は残念ながら常設展示のみであった)の行われている4階に上った。 須佐之男命厄神退治之図
常設展示フロアを入って直ぐの場所にTI氏がお目当てとしていた「須佐之男命厄神退治之図」のカラー復元されたものが掲げてあった。
TI氏がこの絵に興味を持った理由として、
元々は色の付いた絵であったが、現存しているのはそのモノクロ写真だけである。
そのモノクロ写真を画像解析してオリジナルの色の付いた絵を復元したものが展示されているもので、その復元作業のことがテレビで報じられていた。
TI氏はこのことに甚く感動したことから、是非とも「須佐之男命厄神退治之図」を見たいと言うのがTI氏の「すみだ北斎美術館」を訪れたいという理由なのであった。 須佐之男命厄神退治之図に関する説明
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏、凱風快晴
富嶽三十六景 遠江山中
また、常設展示フロアには教科書のみならず日本人ならば必ず目にしているであろう「富嶽三十六景」が展示してあり、圧巻であった。
なお、写真撮影の可否については予め館員の方に確認させていただいた上で行ったことを記する次第である。
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