小平/ 甚五郎 (鴨南ばんうどん)
甚五郎
先日、ふらりと散歩に出掛けた。
最初は特に目的を決めずにJR武蔵小金井駅まで行ったが、そこでふと思いついて小金井街道を北上した処にある武蔵野うどんの店「甚五郎」へ向かうことにしたのであった。
入店すると直ぐに麺打ちの作業場があり、本格的な武蔵野うどんをいただけるという期待が高まったのであった。
12時を少し過ぎたタイミングでの入店であったことから近隣のサラリーマンで賑わってはおらず、奥のテーブルに着くことができたのであった。 お品書(部分)
席に着いてお茶を一啜りし、初めての入店であったことからお品書を入念に見て行くと「鴨南ばんうどん」があったことから、即刻これをいただくことに決めた。 鴨南ばんうどん
「鴨南ばんうどん」であるが、先ず小松菜が丼鉢の淵に引っ掛かっているところに武蔵野うどんという武骨さを感じたが、それ以外はおつゆも具材(鴨肉、長ネギ、蒲鉾、小松菜)も上質のもので、美味しくいただいた。 麺は細め
また、うどん自体は甚五郎を名乗る他店とは異なり、細めの繊細な麺であった。
加えて、麺は腰が程良くあり、かつツルリとした滑らかさは抜群であった。
このことは一ツ橋学園駅の近くにある武蔵野うどんの名店でもある「むぎきり」と同様で、実に美味な麺であった。
ただ、武蔵野うどんとしては麺の切り方に武骨さを求める人も多いであろうけれども、これはこれで一つの流儀というものであろう。 壁には著名人の色紙
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