東京駅/ 天ぷら 天㐂代 (大海老天丼+桜海老)
天ぷら 天㐂代
先週は急な所用が出来したことから、先月に続いて大阪に向かった。
東京駅で新幹線の指定席券を購入したが、乗車までには約50分の余裕があった。
そこで、東京駅の改札口を出て八重洲の地下街に向かった。
先ずはラーメンストリートに歩を進めたのであったが、人気の店が多い様子で、時間も限られている中で敢えて並ぶことはせず、超有名ラーメン店の長蛇の列を過ぎたあたりで左折し、幅の狭い何となく怪しげな小路に入っていった。
ひっそりとした小路であるため少し歩いてみたものの良い店が見つからないのではないかという不安が首をもたげ始めた頃、突然「天ぷら 天㐂代」が目の前に現れたのであった。
一旦は十歩程通り過ぎたが、これ以上彷徨うのは時間の無駄であると考え、踵を返して入店したのであった。 カウンターテーブル上の
店のフロアは中国系の女性二人に任されているようで、この内の一人がテーブル席に案内してくれようとした。
が、私は一人客であったし、またカウンター席には先客がだれも居なかったことから、カウンター席に着かせていただいた次第であった。
カウンター席に着いてテーブル上を見ると、「大海老天丼」がなんと980円でいただけるようであった。
また、親会社である旭寿司の創業90周年の感謝祭ということで桜海老およびふきのとうの天ぷらが97円でいただけるとのことであった。 箸には箸置になるホルダー
そこで、桜海老とふきのとうの両方も追加でいただこうか一瞬逡巡したが、結局油を控えることにしてお茶を運んできてくれた女性に「大海老天丼」と「桜海老」の天ぷらを注文したのであった。 カウンターテーブルには大海老天丼+桜海老
カウンターの向こう側では職人さんが天ぷらを揚げているのが良く見え、したがって注文の品ができあがるのも目の当たりにすることができたのであった。
注文の「大海老天丼」+「桜海老」は味噌汁と香の物とが一緒に運ばれてきた。 大海老天丼+桜海老(左)
「大海老天丼」は、海老2尾、南瓜、茄子の天ぷらという構成になっており、その左側に追加で注文した「桜海老」が載せられていた。 大海老天丼+桜海老
「大海老天丼」は横から見るとお城や神社仏閣の屋根にある鯱鉾のごとく天ぷらがそそり立っているのであった。
先ずは味噌汁をズズッと啜ってから、海老から口に運んだ。
海老の天ぷらは海老自体の質が良く、またそれが熱が中心に通り切る前のほぼ寸止め状態で揚げられたものが供されていて、海老の甘味と香りがふわりと感じられるものであった。
丼つゆは私には塩気が若干強かったが、天ぷらとご飯と丼つゆのトータルのバランスが取れているもので、美味しくいただいたのであった。
桜海老は衣に比して量は控えめのものであって、桜海老の味わいは希薄であるような印象を受けた。
まあ、サービス品であることから、ヨシ、というものであった。
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