府中/ レストラン いせや (J:ビーフシチュー)
レストラン いせや
先日、所用があって久しぶりに府中の街を訪ねた。
府中に到着して真っ先に所用を片づけると、時間は11時半を周ったところで、近隣のサラリーマンで店が混む前に何処かで昼食を摂ることにした。
まず頭に浮かんだのが「いせや」という府中では結構有名な洋食の店であった。
早速スマホのマップを追いながら店を探すと、どうも要領を得ないであたりを彷徨したのであった。
それもそのはずで、店が1階にあるとばかり思っていたことがイカンのであって、「いせや」はビルの2階にあったのであった。 メニュ
漸く店の場所がわかり、ビルの2階にあるドアを押して店内に歩を進めたのであった。
時は11時40分という頃合いであったが、人気店なので既にテーブルの8割ほどは先客で占められていたのであった。
空いていた奥から2番目のテーブルに案内され、マダムから手渡されたメニュを見るとA~Nまで14種類の料理が用意されていたのであった。
14種類も料理があると私の様な初入店の者にとってはあれこれ迷うことになるのである。
ましてや、店に至るまでに彷徨したものにとってメニュで更なる彷徨が訪れるとは予想だにしなかった事態であり、八甲田山での行軍並の事態であった。
さはさりながら、結局「J:ビーフシチュー」というJで示された料理を選んだのは単に肉好きということがその要因であって、決してJFKのJを意識したものではない。 ごぼうのポタージュ
注文を終えて暫し、まず供されたのが「ごぼうのポタージュ」であった。
「ごぼうのポタージュ」とは珍しい、と思いつつ一匙掬って口に含むと、ふわ~ァっと牛蒡の香が広がった。
そして、舌の上に乗った粒つぶを噛んでみると、これが細かく刻まれた牛蒡で、繊維の解ける感覚がかるく感じられる食感があり、噛むことで更に牛蒡の旨味が滲み出たのであった。
「ごぼうのポタージュ」は侮れない逸品であった。 サラダ(ラディッシュ、レタス、オニオン、は新鮮でシャキシャキ)
サラダは、新鮮な野菜の食感が濃厚で、朝早くから作り置きされたものではなさそうであった。
人気の店とはいっても多忙さに負けず、こういうところに丁寧な一手間が施されていることが垣間見えたのであった。 ビーフシチューとライス
サラダが終わる前に「ビーフシチュー」が供された。
パンかご飯かを選べるのであったが、洋食屋さんでいただくビーフシチュウであるからお供は白いご飯を選択した。 ビーフシチュー
ビーフシチューには牛肉の塊が5~6個入っていて、ズッキーニ、パプリカ、南瓜、エンドウ豆、ニンジンがいずれも火を通してから合わせて入れられ、そこにデミグラスソースがかけられていた。
肉と野菜をほぼ交互に口に運び、少し咀嚼してからご飯をいただいたが、結構な味わいであった。 コーヒー
最後に濃いめのコーヒーをいただいて、店を後にした。
最後に気付いたのでであったが、ご飯は大盛が無料であった。
私的にはも少し量があったら嬉しかったのであるが後悔先に立たずであった。
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