小金井/ ごはん処 しなの (ガーリックスタミナ丼)
ごはん処 しなの
先日JR武蔵小金井駅の近くにある大手銀行でセミナーが行われた。
事前に担当しておられる方からお誘いがあったので、久しぶりにセミナーに参加させていただき、最近のアメリカ情勢や世界経済の動向などについてレクチャーを受けることができたのであった。
セミナーが終わった後、銀行を後にしたのが12時15分頃のことであり、昼食を摂ってから帰宅することにしたのであった。
しかし、である。
目指した店の前まで行ってみると、定休日であった。
次いで、もう一軒に行ってみると、ここも定休日であった。
この日は風が強く、体感温度も低くて歩くこともままならないほどであった。
ついには、立食蕎麦でも良い!、などと思い始めたところ天の声であろうか、
『ちゃんと座って食べませい!』
という声が聞こえてきたのであった。
ひょっとしたら、寒さに痺れた脳味噌による幻聴であったのであろうか・・・。
いずれにしてもお告げに従って、着席できる店を探し始めたのであった。
JR武蔵小金井駅周辺には着席できる飲食店は多数ある。
しかしながら、未だ入店したことが無い店で、かつこの日の気分に適合する店となるとそう簡単には見つからなかったのであった。
そうなると、映画の八甲田山の如く駅周辺を彷徨することになりそうになった矢先に「ごはん処 しなの」の看板が目に入ったのであった。
当店の前は時々通り過ぎていたのであったが、入店の機会に恵まれておらず、今回が初めての入店となった。 グランドメニュー
店頭にあるグランドメニューという巨大なお品書を見ると、数多くの料理を手頃な価格でいただけるようであった。 券売機
入店して入口の直ぐ傍にある券売機の前に立った。
が、ボタンの数が多くて一瞬眩暈がしたのであったが、良く見ると色分けされたボタンが整然と並んでおり、その中から「ガリスタ丼(並盛)」を押したのであった。
「ガリスタ」とはガーリックスタミナの略である。 ガーリックスタミナ丼
「ガリスタ丼」は豚肉と長ネギをタレで炒めたののがご飯の上に載せられた丼物であり、生卵が一個とワカメの入ったみそ汁が付けられていた。 ガーリックスタミナ丼
先ず、豚肉と長ネギを一口食べてみた。
醤油系のソースにすりおろしたニンニクが入れられ、これで炒められた豚肉から出た脂と長ネギから来た辛味が合わさった味の一品であった。
また、生卵から黄身だけを取り出して丼の上にのせ、肉に黄身を絡ませていただくと、黄身のそこはかとない甘味とコク味が滑らかな味わいを醸し出していた。
ホグホグと咀嚼を繰り返し、味噌汁をズビリと飲みほして、人心地ついたのであった。 店内はカウンター席
なお、店には新しく雇用されたと思しき若いお姉さんがおられ、そのキビキビと働かれる姿と、お客への心遣いが印象的であった。
この若いお姉さんは、当店では新人かも知れないが、既に多くの飲食店を経験された人と見受けたが、いかがであろうか。
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