東京都庁/ 職員食堂 (かき揚げ丼セット)
一昨日は、東京都庁舎の45階にある展望室に行った。
一通り窓外の景色を眺め、写真に収めたあと、11時30分過ぎに32階にある都庁職員食堂を訪ねた。
都庁舎には4か所ほどの職員食堂があるそうであるが、1階に在る案内カウンターで尋ねると、真っ先に案内されるのが32階にある職員食堂である。
この32階の食堂は窓際の席に座るとJR新宿駅側の眺望が好いし、内装も明るいので、お薦めの第一番になっているようである。 一時通行証
何時の頃からは知らないが、以前はなかった「来庁者受付票」に必要事項を記入してからセキュリティチェックで渡される「一時通行証」を首に書けなければならないようになっていた。(HPを見るとH27年10月5日からだそうである。) 券売機
エレベータを降りて少しだけ歩くと職員食堂の入口に至った。
職員食堂は二軒の業者によって運営されているが、どちらも食券を購入してから配膳カウンターに並ぶというシステムとなっている。 東京都庁の食堂は「とうきょう食材使用店」であった
入口付近にお薦めの料理がディスプレイされていて、券売機だけでは分からない料理のイメージが把握できるようになっている上に名前のプレートには食券番号まで記されていて券売機の前でボタンを探して時間を食わないように工夫されていた。
なお、私は朝からお腹の調子が良くなかったので「46番かき揚げ丼セット」を選択した。 麺類の配膳カウンターの付近
食券を持った時場合には何時ものように食券を握りしめて配膳カウンターの前に並んだのであった。
すると、麺の「おつゆ」について貼紙がしてあることに気付いたのであった。
その内容とは、蕎麦には関東つゆ、うどんには関西つゆ、が供されるとういことである。
官庁の食堂とはいえ、いろいろな工夫をしているとうことに妙に感心した次第であった。 職員食堂内(極一部分)
私の目の前で仕上げられたかき揚げ丼と蕎麦をトレイに載せてから、空いている席を探したが、窓に近い景色の良い席は何処も満席であったことから、窓に近くて明るい席に着いたのであった。
なお、余談ではあるが、この32階の食堂は先述の通り都庁お薦めの食堂であることから、入館証を胸にぶら下げた人がかなり多く居られたのであった。
ただ、12時を過ぎた昼食タイムからは都庁で働く人達が一気に増えて、空いている席はどんどん少なくなっていったのであった。
勝手なことを述べるようであるが、職員食堂は都庁で働く人達が昼食を摂ることが主たる目的の場所であるから、多々ご意見はあるであろうけれども、私の様な食事だけが目当ての者は混雑時を避けて訪れるのがマナーというものであろうかと思料するところである。
なお、修学旅行や都庁見学で訪庁された方々は都庁の食事というものにも興味を持たれておられようし、ましてや都庁が一般に開放されている食堂であるからには遠慮は不要であるとも思うのである。
まあこういうことは一律にどうのこうのいうことではなくて、TPOのセンスが問われることであろう。 46番 かき揚げ丼セット
さて、「46番 かき揚げ丼セット」のかき揚げ丼は、タマネギ、ニンジン、青ネギがメインのかき揚げを丼つゆに潜らせたものがご飯の上に載せられたものであった。
一方、蕎麦は薄切り蒲鉾、ワカメ、刻み葱が載せられたもので、関東つゆの色の濃い一品であった。
蕎麦には脂気が無かったことから、かき揚げ丼のかき揚げの米粒の付いていない部分を三分の一ほど蕎麦に移動させていただいたが、これが大正解で蕎麦の味がグッと引き締まったのであった。 第一庁舎・第二庁舎の間にある部分の最上階辺りに32階の職員食堂が在るようである
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