小金井/ 新西洋料理 ヴァン・ド・リュー (ランチ:スズキのチーズ焼き)
新西洋料理 ヴァン・ド・リュー
先日、銀行に所用があって出掛けたのであったが、その際に久しぶりに「新西洋料理 ヴァン・ド・リュー」に立ち寄る機会を得た。 店頭のメニュ
店頭に置かれたボードには各種の料理が書かれていて、この日もランチメニュの中からどれか一品を選ぼうとボードを見ると、三品の料理が記されていた。
今までに「牛肉のハンバーグ」と「鶏胸肉のソテー」はいただいていたので、「イワシのチーズ焼き」をいただくことにして、ドアを開けたのであった。
店内中央の椅子に腰かけつつ、ご主人の問いに応えて「イワシのチーズ焼き」をお願いした。
すると、イワシは無くなったので、スズキで良いかと尋ねられたので、否やはなくむしろウェルカム状態でスズキでお願いしたのであった。
また、何となくワインが飲みたくなり、白ワインをグラスでお願いした。 白ワイン
カウンターの向こう側では、ご主人が緑色のスタンダードサイズのボトルから白ワインをグラスに注がれる様子が目に入った。
が、銘柄は分からなかった。
供された白ワインはライトボディのさっぱりした口当たりのもので、白身の魚には相性のよいものであった。 ランチ:スズキのチーズ焼き
グラスの白ワインを少しづつ飲んでいると、当店の得意とする野菜の付け合せとともにスズキのチーズ焼きが供された。
ズズキのチーズ焼きは、小麦粉を打たれたスズキのソテーにボーフォールのようなチーズが載せられていた。
軽くフォークを添えておいてナイフを入れると、肉厚のスズキの身がホクリとした様相で現れたのであった。
一切れを口に運ぶと、最初にスズキの身から漂う香りが感じられ、咀嚼を始めると熱を通されたスズキに固有の旨味が広がったのであった。
そして直ぐに、チーズのミルキーなアクセントをもった塩味が現れ、さらに馴染みのあるソースの味が感じられたのであった。
このソース、何処かでというか日常頻繁に味わっているソースと同じような味わいであった。
そのソースとは、ウースターシャーソース、である。
しかし、街の大衆食堂ならいざ知らず、当店でウースターシャーソースが使われるはずなどない!と思ったが、スズキの下に敷かれたレタスに絡むソースはやはりウースターシャーソースと同様の味に思えたのであった。
とはいえ、このウースターシャーソースに類似したソースがあることによってスズキのチーズ焼きは佳い味わいの一品となっていたことは確かであった。
付け合せの野菜は、レタス以外には、小松菜のポアレ、細切りニンジンのターメリック和え、ふろふき大根と見紛うかのような当店お馴染みの大根、それに茹で卵、であった。
これらの中では、細切りニンジンのターメリック和えのシャキシャキとした食感が印象的であった。 デザートとコーヒー
最後に、フルーツタルトがデザートとして供されたが、残念ながらフルーツの種類を特定することができなかた。
あくまでも想像であるが、使われていたフルーツが熟する前のバナナのような印象を持ったが、確信は全く無かった。
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