イラン/ 乾燥デーツ[Sun Dried Dates]
パッケージ
過日のことであるが、上野のアメ横を漫ろ歩いていた時のことである。
食品雑貨の店の前を通った際に、ふと何やら目に飛び込んできた。
そのものに目を遣ると「乾燥デーツ」と書かれた袋が並べられているのであった。
袋には「HALAL」認証マークがあり、また「古代ペルシャの宝物」などというくすぐられる文言が認めてあるのであった。 パッケージ(裏面)
パッケージ裏面を見ると原産国はイランとなっていた。
また、デーツは、旧約聖書に「エデンの園の果実」、コーランに「神の与えた食物」と記されているということが書かれていたが、私はどちらも読んだことがないので真偽についてはなんとも言えない。
さはさりながら、思わず知らずに一袋買い求めたのであった。 乾燥デーツ
そして先日、この乾燥デーツを食べた。
干し葡萄に似た味であったが、淡い苦味というか、あるいは淡い渋みというか、そういう淡い味を伴った乾燥果実のまったりとした甘味が舌の上に広がったのであった。
乾燥デーツは濃いめに淹れたお茶や紅茶、あるいはコーヒーに合うような印象を持ったが、後で検証してみようと思っている。
なお、デーツは主にアラビア地域で食されるものらしいが、息子が赴任しているトルコでも多く産出されているようである。
これも過日のことであったが、小金井市内唯一のトルコ料理店で乾燥デーツをいただいたのがデーツを食した初めてのことであった。
最近のコメント