鶴橋/ アリラン食堂 (韓国料理)
アリラン食堂
先日、均ちゃんと鶴橋のディープなコリアンタウンを漫ろ歩いた後、この日の目的としていた韓国料理店に入った。
この日は均ちゃんも私も焼肉は念頭に無く、所謂オーソドックスな韓国料理を求めていた。
そこで均ちゃんは予ねて訪ねたことのある店の中から「アリラン食堂」という店を選択し、我々はそこへいそいそと向かったのであった。 店内(小上がり)
丁度店の前に至ったら当店のお姉さんが偶然店内から現れ、均ちゃんが来意を告げると店内に案内されたのであった。
店内にはテーブル席と小上がりの座卓席があり、小上がりを選んで奥から2番目の座卓を囲んだのであった。 生ビール、我慢できずに撮影前に飲んでしまった
先ずは高温多湿の中を歩いてきた体を回復させるべく、冷たい「生ビール」をゴクリンゴクゴク、プハ~と飲んだのであった。 ナムル盛合、キムチ盛合、7種類の付き出し
ナムル盛合、キムチ盛合はヴォリュームたっぷり
ビールとともに「ナムル盛合」と「キムチ盛合」を注文したが、まずは定法通りに「付き出しの小皿」(ミッパンチャンというらしい)が供された。
いずれの料理も唐辛子が用いられたキムチ以外は素材そのもの、あるいは素材とゴマ油の組合せという淡い味わいのものであった。 イカフェ、豚足
料理としては、「イカフェ」(烏賊を生で食べる料理。烏賊とサンチュ、ニンジン、ウリ?、葉野菜などの野菜がコチジャンのような甘味がある辛い味噌で和えてある料理。)を注文した。
また、商店街を歩いている際に頻繁に目にした豚足をいただくことにした。
「イカフェ」はしっとりした口当たりであるが、青菜の軸の部分がシャキシャキとした歯応えをしていて好いアクセントとなっていた。
量的には二人には多いという盛付であったが、後から注文したチヂミに添えていただくとこれも好い味わいであった。
一方、「豚足」は脂で揚げられたコンフィ状態のものをぶつ切りにしたように思えるものが供された。
皮面はカリカリとクリスピな食感であり、肉部はしっとりとしてはいるが筋肉質な口当たりであった。
味は塩のみで調整されているように推察するが、噛むほどに塩豚の味が滲みだすという感じであった。
肉の周りには骨や軟骨がくっついていて、軟骨は食べることはできたが骨は都度除かなければならないのであった。 生マッコリ
生マッコリ
なお、生ビールを飲み干した後は、均ちゃんのお薦めである「生マッコリ」に切り替えた。
均ちゃん曰く、マッコリは米を乳酸発酵させた健康飲料とのことである。
確かに甘酸っぱい乳酸菌飲料に近い風味を僅かに伴った飲み物であり、適量飲むのはハードリカーに比べると体に良いのであろう。 アリランチヂミ
イカフェと豚足の二品でほぼ胃袋は満たされつつあったが、最後にチヂミで〆ることにした。
注文したのは、当店の名前を冠した「アリランチヂミ」であった。
いろいろな具材が入れられていたようであるが、その種類に関しては殆ど識別する知見を有しておらず、記述はご容赦をお願いいたします。
入店してから店を出るまでほぼ2時間であったが、久しぶりに良いリアル韓国料理を楽しんだのであった。 アリラン食堂
最近のコメント