府中/ propeller kitchen (ミーカティ、ココナツミルクアイス)
propeller kitchen
昨日は入院していた病院へCTを撮りに赴いた。
CT撮影は10時40分から始まり11時過ぎには終わったのであった。
その後、調布飛行場の滑走路の横にある武蔵野の森公園に行って飛行機の着陸を見たあと、13時過ぎに西武線の多摩駅付近に戻ってきた。
このタイミングで昼食を摂っておかないと夕食に影響しそうであったので、ロータリー周辺を見回すと「propeller kitchen」が営業中であった。
過去に何度か当店の前を通ったが店は閉まっていて、この日が初めての入店となったのであった。
入店すると店主殿が現れて
「どこでもお好きなところへどうぞ。」
ということであったので、カウンター席の右から4番目の席に着かせていただいた。 ランチメニュー
席に着いてカウンターの上に置かれている「ランチメニュー」を見ると、4種類の料理は全てエスニックな様相を呈していた。
(ジャッカル注;和風カレーは敢えて和風と書かれていて、日本のカレーとは一線を画しているもので、言い換えると外国のカレーを日本風にしているので、和風、という言葉が冠せられていると解釈した。)
「ランチメニュー」にはデザートのアイスクリームも載せてあって、これがラオスのアイスという意味の事が書いてあった。
また、4種類の料理の中にもラオスに源を発するラーメンがあったことから、当店はラオス料理に造詣の深い人が造っておられるのではないかとの思いに駆られ、「ミーカティ」を注文したのであった。
店主殿からは
「辛いですが、大丈夫ですか?」
と問われたが、多分大丈夫であろうと考えて注文の変更はしなかった。 ソフトドリンク
ソフトドリンクのメニューを見ると、
ハッピーアワーは開店からランチ終了までとアバウトな表現がなされていた。
こういうアバウトさには我知らず気を引かれるものがあって、ついビールを注文しそうになったが、体調のことを考えて思いとどまった次第であった。 アイスティ、右の水素水は病院で購入
注文を終えると、店主殿は厨房に伝えてからアイスティとフォーク・スプーン並べてくれた。
梅雨明けの空の下、武蔵野の森公園を歩きまわって渇ききった体にはアイスティが染み渡っていったのであった。 ミーカティ
注文してから5分程した頃であったと思うが、「ミーカティ」が運んでこられた。
期せずしてご飯も一緒に供せられたのであった。 ミーカティには鶏肉、モヤシ、刻みネギが明褐色のスープの上に見え隠れしていた
ミーカティという食べ物は人生で初めてである。
まず、スープを一啜りしてみた。
ココナッツミルクの滑らかな風味とともに青唐辛子系の鋭い辛味が広がった。
これはインドシナ半島の中部から南部にかけての暑い地域で経験する味であった。
ココナッツミルクの薄く舌を覆うような甘味、青唐辛子系の辛味、鶏肉の旨味、ターメリック類のスパイス味、などがバランス良く調製されたスープであった。 ミーカティの麺
また、麺は米粉ベースのもので、ヴェトナムのフォに比べると若干断面積の大きい長方形の麺であった。
麺はその弾力が大きいと共に表面が大変滑らかで、噛み切ろうとすると麺がするりと逃げるのであった。
なお、一緒に供されたライスは残ったスープにいれておじやにすると得も言えぬ味わいとなるはずなのであるが、塩分摂取量を抑えていることからおじやはパスし、スプーンに取ったご飯をスープに漬していただいた。
これもたいそう美味であったが、おじやをパスしてしまったことは返す返すも残念至極なことであった。 ココナツミルクアイス
最後に「ココナツミルクアイス」を注文した。
ラオスの「ミーカティ」が美味であったので、この機会を活かしてラオスのアイスクリームも併せていただくことにしたのであった。
「ココナツミルクアイス」はココナツミルクの風味がまったりとしているが口どけがさっぱりした好いアイスクリームであった。
支払いを済ませてから店主殿に調布空港にある「propeller cafe」との関係に着いて尋ねると、兄上殿が始められたということであった。
また、店を出る前に厨房から若いスリムな女性が姿を見せられたが、この人が調理を担当されているようであった。
私の印象では、この女性は海外から来られた人のように思えたが、単なる思い込みであろうか・・・。 カウンターの向かいに並ぶスコッチ
ギター、ピッケル、ウィスキー
最近のコメント