吉祥寺/ König 吉祥寺店 (König Dog, Kräuter, ERDINGER WEISSBRÄU Dunkel)
König 吉祥寺店
さて、先日吉祥寺で邂逅したYH氏をお連れしたのは「König 吉祥寺店」であった。
当店は、小金井市に本店があり、地元ではドイツ系ソーセージで有名な店である。
当店も本店同様に店内で食事ができて、かつドイツビールを飲むこともできる洒落た店であるので、YH氏をお連れした次第であった。
YH氏は基本的には小食であらせられるので、当店でいただくホットドッグが適量と考えたことも当店にお連れした理由の一つである。 テイクアウトメニュー(絵があって分かり易い)
店頭には井の頭公園に持って行って食べることができるようにテイクアウト用のメニューが置かれていて、その絵があることによって店内でもおおよそのイメージを持って注文することができるのであった。
YH氏とともに入店した時は幸いにも立て込んでおらず、店内のテーブル(壁に設えられたカウンターテーブル)に着くことができたのであった。 店内のメニュ
入店して早速席を確保し、そしてホットドッグを注文をしたのであった。
店内には簡単な絵のついたメニュがあり、これと女性店長さんからアドヴァイス得ながら店頭のテイクアウトメニューの絵を思い出しつつ注文を始めた。
まず、ソーセージであるJumbo Frankfurterの選択であるが、YH氏は「ほうれん草チーズ」を、私はオーソドックスに「プレーンタイプ」をいただくことに決めた。
因みに、Jumbo Frankfurterにプレーンタイプを選んだホットドッグだけ名前がケーニッヒとなることにこの文章を書いていて気付いた次第である。 パンの選択
次いでパンの選択であるが、パンの写真を見てYH氏も私も「ドイツパン」を選んだ。
というのは、これがホットドッグとして最も「らしい形をしている」からであった。
なお、私はもう少し沢山食べることができそうであったので、Schashlik(串焼き)の中のドイツ串というカテゴリに含まれるKräuter(ハーブ串)もいただくことにした。 ドイツビールの豊富な品揃え
注文を終えたら、次はドイツビールの選択である。
当店では、店内奥にはビールがストックされた冷蔵庫があり、ここから好みのビールを取り出すのである。
YH氏と相談し、ドイツの黒ビールである「ERDINGER WEISSBRÄU Dunkel」の500ml瓶を取り出した。
YH氏との昼飲みには丁度好いサイズである。 ERDINGER WEISSBRÄU Dunkel
先ずは、ドイツの黒ビールで乾杯である。
「ERDINGER WEISSBRÄU Dunkel」は黒ビールにしては軽やかなように感じられたが、一方でホップが活きているコクのある味わいで、大変美味しくいただいた。
こうして黒ビールを味わいながら瓶の半分ほどまで飲んだ頃合いに、注文したホットドッグが出来上がった。 Jumbo FrankfurterのHot Dog(ほうれん草チーズ[奥]、ケーニッヒ[手前])
出来上がったホットドッグにはケチャップとマスタードがジグザグにかけられ、中央には刻んだピクルスが置かれていた。
端から食べ始めたが、ソーセージであるJumbo Frankfurterがはみ出していて期せずして最初の一口はJumbo Frankfurterそのものを味わうこととなった。
まず上の前歯がJumbo Frankfurterの皮に当たり、その強い弾力を感じながら炙られてテンションがアップした皮が裂ける「カコリッ」という音とともに本体に食い込んでいったのであった。
そして数度の咀嚼を重ねただけで既に豚肉から出る良質の脂味と甘味が広がり、その口当たりとともに良いソーセージを食べているという実感を得たのであった。 Kräuter(ハーブ串)
「Kräuter(ハーブ串)」はホットドッグを食べている最中に出来上がった。
串の先端側から食べていったが、なかなか弾力のある豚肉の塊でできていて、ハーブの香りと焼けた豚肉の香りが入り混じって食欲が増進されるのであった。
ドイツの黒ビールもホットドッグも、そしてSchashlik(串焼き)のKräuter(ハーブ串)も美味であった。
なお、YH氏の述べられたご感想であるが、
「ドイツビールもホットドッグも美味でござる。」
ということであった。 販売されているソーセージ
同上
2016年の受賞項目と受賞品目
さて、私としてはお腹も7分目ほど満たされ、更にはKönigの本店及び系列店(3店)を全店制覇できたことで心も満たされたのであった。
そこで、調子に乗ってYH氏に
「さて、でざあとに甘いものでもいかがでござりましょうや、YH様?」
と提案させていただいた。
すると、
「して、甘いものとはいかようなものでござりましょうかのう。」
と、お応えになった。
「さようでござりますなァ。ドイツのビールやソーセージを食した後でござりまする故、ばうむくうひぇん、などはいかがでござりましょう?」
と尋ねると、
「何か和風のものがよろしいようでござるのじゃがァ・・・。」
と、ちょっと小さな声で遠慮がちにのたまわれたのであった。
「御意にござりまする。
しからば、和の甘味処にまいりましょうず。」
ということで、次の店に向かったのであった。
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