小金井/ Lokanta なべ (キョフテプレート)
Lokanta なべ
昨日は、小金井市によって運営されている健康運動センターでマシントレーニングをした。
今回から負荷を大きくしたので、トレーニング中は筋肉疲労でヨタヨタであった上に軽い吐き気がしたのであった。
そして、今日は筋肉がキピキピという音をたてる筋肉痛である。
因みに、トレーニング前に測定した「体脂肪率」は18.6%(7月9日)、17.1%(7月20日)というもので、いささか信じがたい数字となっている。
体重も入院前に比較して約3kg低下しているが、腹囲だけはまだ大きく目立つ状態が続いているのに、である。
なお、ネットで調べると慈恵医科大学の判定基準では次の様になるということである。
30歳以上の男性
体脂肪率 17~23% 25%以上
判定 適正 肥満
30歳以上の女性
体脂肪率 20~27% 30%以上
判定 適正 肥満
さて、トレーニングを終えた後、どこかで昼食を摂ろうと思い、予ねて訪ねてみようと思っていたトルコ料理店に行ってみることにした。
店の名前は「Lokanta なべ」という。 EFESのノンアルコールビール
店内は、右手にカウンターバー(7席?)、左手に小上がりになったテーブル席(大きめのテーブルが3卓、ほぼ18席)という設えになっていた。
私は、カウンター席の右から2番目に着き、初めての来店であり、加えてトルコ料理については知らないので、女性店主さんに質問をしながらメニュを読み進めていったのであった。
その間、マシントレーニングをしたことが主な要因であると推察するところであるが、無性にビールが飲みたくなり、「EFESのノンアルコールビール」をいただくことにしたのであった。
EFESというのはトルコのビールの一つであって、数あるビールの中で最もポピュラな銘柄である。
メニュには、「EFESのノンアルコールビール」が記載されていたので、これをいただくことにしたのであった。
EFESのグラスに注がれたノンアルコールビールはピュルスナ的な味わいで、飲み心地の好いビールであった。
ビールを飲みながらかつ女性店主さんと話をしながら、漸く辿り着いたのが「ランチメニュ」の一つである「キョフテプレート」であった。
「キョフテ」というのは、ラム肉と牛肉の挽肉でできたトルコ風のハンバーグ様のものであった。
「キョフテ」と一緒に、サラダ、バターライス、それにトウモロコシか小麦の粉末を水に溶かして薄く円形に焼いたもの、が付け合わされていた。 キョフテプレート
先ず「キョフテ」からいただいた。
結構しっかりした噛み応えのある料理で、ラム肉が多めに入れられているようで、その独特の香りと味が口腔内に広がった。
次いで、香辛料の覚醒効果のある香りとスパイシーな味が広がったのであった。
また、かけられているオレンジ色のソースの軽い酸味が上手くマッチしていて、美味であった。
「キョフテ」という料理は、ビールも好いが赤ワインとも相性の良い料理であった。
また、「キョフテ」はサラダあるいはバターライスと一緒に咀嚼を重ねると、サラダのフレッシュさやバターライスのデンプン系の甘味が上手くバランスして感じられ、メインの食事としての存在感もある料理であった。 赤ワイン
なお、「EFESのノンアルコールビール」は料理が到着するタイミングで飲み干してしまったので、新たにトルコの赤ワインをグラスでいただくことにした。 KAVAKLIDEREワイナリーのANGORA
いただいたトルコ産赤ワインは「KAVAKLIDERE」ワイナリーの「ANGORA」という商標のもので、4種類のブドウがブレンドされたものであった。
「HUGH JOHNSON'S POCKET WINE BOOK」を開いてみると、「KAVAKLIDERE」ワイナリーは★★★(ベストは★四つ)に位置付けられるものもあるようであった。
グラスで供された赤ワインはボトルごと冷蔵されていたため香りは立ちあがってこなかったが、口に含んで暖めていると次第にベリー系の香りが感じられるようになったのであった。
シルキーな舌触りは殆ど無く、むしろ濃厚な粘度が感じられるものであったが、妙なタンニンの主張もなく、かつグリコール化合物からくる甘味も無く、好い感じのテーブルワインであった。 トルコの紅茶、角砂糖もトルコ製、棗の実
食事を終えると女性店主さんのご厚意から、「トルコの紅茶」と「棗の実」をいただいた。
「トルコの紅茶」は小さめのグラスに注がれていて、合わせて供された「トルコ産の角砂糖」を入れていただいた。
濃いめに淹れられた紅茶の香りが印象的であった。
また、「棗の実」は乾燥させただけで何も添加されたりしていないとのことであったが、その素朴な甘味が実に自然自然としていて、とても美味しく感じられたのであった。
女性店主さんに感謝である。 小金井街道沿い(坂を降り切る三叉路付近)に「Lokanta なべ」が在る
女性店主のかたはトルコ訪問歴20数年の人で、幅広い知識を有して居られる上に話し上手で、トルコの食材や土地のことについて楽しく聴かせていただいた。
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