小金井/ 新西洋料理 ヴァン・ド・リュー (鶏モモ肉ロースト)
新西洋料理 ヴァン・ド・リュー
「新西洋料理 ヴァン・ド・リュー」は小金井ではその名を知られた西洋料理店である。
予てよりオーナーシェフはホテルオークラの西洋料理部門で修行を積まれた方ということを聞いていたし、加えて野菜は東京野菜を主体に供されるということであった。
私自身は早い機会に当店に伺いたく思ってはいたのであったが、その機会に恵まれずにきた。
が、先日所用があって武蔵小金井駅の北側に行くことがあり、その際に入店できる機会に恵まれたのであった。
エントランスの前には2台のロードバイク(?)が置いてあって、均ちゃんの様なパツパツのパンツを履いた御仁が先客でおられるのかなどと思いながらエントランスドアを開けたのであった。
が、先客は若い女性がいらっしゃるのみであった。
後で知った話であるが、オーナーシェフは自転車の愛好者でもあられるらしいので、店先にロードバイクが置かれていたようであった。
店内には先客の女性がおられた以外はオーナーシェフがお一人で切り盛りされておられた。
初めての入店であり昼食であるから、黒板に書かれた料理の中から「鶏モモ肉ロースト」をお願いした。
オーナーシェフからはパンにするかライスにするか問われたのであったが、なぜか意に手反してライスと返事をしてしまっていた。 鶏モモ肉ロースト
カウンターテーブルの向こう側ではオーナーシェフが鶏モモ肉をローストされる様子が垣間見えたが、調理は非常に粛々と進められていったのであった。
出来上がった「鶏モモ肉ロースト」とライスをカウンター越しに渡していただいたが、そのヴォリュームは想像していたものよりも遥かに多いのであった。 鶏モモ肉ロースト、付合せは左からハムとブロッコリィのキャセロール、キャベツのヴァプールされたものにソース(これが何のソースか分からなかった)、ナスとピーマンを煮たもの(?)、ヴァプールされたアスパラガスの軸にソース(同じく分からなかった)をかけたもの、モモ肉のしたは少し苦味のある新鮮な葉野菜(名前が出てこない)
鶏モモ肉ロースト
まず、鶏モモ肉は縦横の長さもさることながら肉厚のもので歯応えも好く、またかけられていたソース(グレイビーソース?)も味わいのあるもので、美味しくいただいたのであった。
また、鶏モモ肉も付け合せの東京産の野菜も美味しくて、ワインを注文すれば良かったかと思ったが、後悔先に立たず、なのでであった。 自家製ケーキとコーヒー
自家製ケーキはリンゴのタルト
デザートには自家製ケーキが供されたのであったが、何とも上品な味の「リンゴのタルト」であった。
これほど良い味のタルトはめったにお目にかかれない、と思った次第であった。
なお、入口のメニュを見ていなかったことと、店内の黒板では価格の部分が消えていたことから、支払いの段になって料金がいくらなのか推察することになった。
まあ、2,000円くらいか、どんなに安く見積もっても1,500円くらいと推察したのであったが、結果は税込みで1,050円であった。
このクオリティでありながらこの価格とは、ウルトラに良い店なのであった。 店頭のメニュ
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