三鷹/ マイカリー食堂 (スペシャルロースかつカレー 辛口 普通盛)
マイカリー食堂
小金井市はその東側は三鷹市と隣接している。
その三鷹市には、チェーン店展開をしている松屋フーズ(牛丼の松屋など)やモンテローザ(白木屋、魚民、など)の本社が在る。
松屋フーズは牛丼の「松屋」が有名であるが、JR三鷹駅前でただ一店舗のみカレー店を営業しているということは余り知られているところではない。
そのカレー店の名は「マイカリー食堂」という。
牛丼で名を馳せた「松屋」にとってカレーはどのようなポジションにあるのであろうか。
将来、カレー店のチェーン展開を計画していて、当店はそのための情報蒐集拠点となっているのであろうか。推測の域を出るものではない。 券売機
さて、「マイカリー食堂」では店頭と店内に1台ずつ券売機が置いてある。
カレーの種類は、レギュラー、欧風、カシミールの3種類をベースにしていて、これらに合わせるトッピングなどで多数のヴァリエーションを楽しめるようになっているのであった。
ただ、これだけのヴァリエーションの中からいきなり店先で好みの一品を選択するというのは結構難しいものであるというのが実感であった。
券売機に並ぶ前にある程度絞り込めるようにもう少し大きな標示があっても良いような気がしたのであった。
先日は初めての訪問であったので、「スペシャル」という文字と「かつ」という文字にそそられて「スペシャルロースかつカレー 普通盛」を選択した。
店内ではスタッフが2人居られて、男性が調理を、女性が接客を行っておられた。
接客の女性の対応はマニュアル通りのようであったが丁寧なもので、客として悪い気にはならないものであった。
食券を手渡すと辛さを尋ねられたので、「辛口」をお願いした。
また、ロースかつは注文を受けてから揚げるようで、若干時間を要するとのことであったが、気になるほどの時間はかからない内に、「スペシャルロースかつカレー 辛口 普通盛」が供されたのであった。 スペシャルロースかつカレー 辛口 普通盛
スペシャルロースかつカレー 辛口 普通盛 + 福神漬
まず、ル―を一口含んだ。
最初はカレーのコク味が感じられたが、すぐにスパイシーな刺激が舌の上を覆ったのであった。確信はないが、カプサイシン系のものであるように推察するところである。
ル―には茄子、人参、ジャガイモ、プチトマト、ほうれん草などが入れられており、ライスの上にはロースかつとその横に茹で卵が並べられていた。
ロースかつはサクリと揚げられていて、ル―が絡んだ衣の口当たりを楽しむと同時に、ル―のスパイシーさのあるコク味とロース肉の味が佳いバランスで味わうことができた。
また、野菜はそれぞれ固有の味がル―のスパイシーさに負けそうになりながらもかろうじて踏みとどまっていたが、プチトマトは噛むと口中に広がり口腔内をトマトの風味で満たしてくれたのであった。
プチトマトの存在感は、例えれば「おそ松くん」の「ハタ坊」のように思えたのであった。
最近のコメント