小金井/ 緊急地震速報
スマホ画面
昨日、バスに乗っていた時のことである。
時は午前11時3分、スマホが激しく振動するとともに大音量で緊急地震速報が鳴り響いた。
バスの中には数人の乗客しかいなかったが、それぞれの人のスマホからも同様の音がしてバスの中に最初は訝しさ、次いで緊張が走った。
そしてバスの業務無線にも地震警報が発せられた旨連絡が入り始めた。
バスの中では揺れは感じられなかったし、窓外に見える建物にも変化はなかった。
私自身は6年前の東日本大震災の時は汐留のビルに居て、ビルの大きな揺れと交通麻痺で翌日の帰宅を余儀なくされた記憶が蘇えったのであった。
昨日の緊急地震警報は、茨城県と福井県で同時刻に発生した地震を気象庁の観測機器が感知したことによるもののようで、特に小金井市では揺れは感じるものではなかったようであった。
そして、今回の地震警報については、上記の事象を踏まえてシステムの改善が必要であるということが明確になったようである。
なお、システムの改善が必要とはいえ、このような地震警報システムが日本にはあり、かつそれがブラッシュアップされていくというのは、地震の発生後短時間ではあるが安全を確保する準備(少なくとも心構え)ができるため、ありがたいことである。
ところで、今回の地震警報を受けた人でどれくらいの人達が対応動作に移れたかは、この地震警報システムを有効に活用することにおいて重要な課題となるであろうと推察している。
なぜなら、私自身も、或いはバスの中に居た人達も、更には道行く人達も、私が見た限りにおいて何らアクションらしきものをできていなかったからである。
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