小金井/ 味噌蔵 まるしゅう (味噌ラーメン全部のせ) [新小金井街道]
味噌蔵 まるしゅう
新小金井街道はその名を呼んで「ラーメン街道」と巷では喧伝されている。
この「味噌蔵 まるしゅう」はJRよりも北側のラーメン街道においては最も南側に位置している。
過日初めて当店を訪ねたのは13時半を少し過ぎた頃のことで、近所に高等学校などがあるが学生さん達の姿は全く無かったのであった。
ところが、である。
入店してみると、なんと真っ白なセーターをお召しになった40歳台と思しき美麗なるマダムが一人でカウンター席に座っておられたのであった。
当店には申し訳ないが、当店では想定し得ない光景だったのである。
学生の居ない時間帯に配慮して訪れられた味噌ラーメンフリークのマダムだったようである。
さて、驚きをそっと胸の内に納めて、店内にある券売機に向かった。
当店は味噌ラーメンの専門店であるが、その品数は多きに亘り、気が付くと結局全てのトッピングが味わえる「味噌ラーメン全部のせ」のボタンを押していたのであった。 気合を入れて作っている大将
厨房が見える席に着いて大将に食券を渡すと「チャーハン」がサービスであるということであった。
この時は全部のせの量が分からなかったので、「チャーハン」もいただくことにしたのであった。
厨房の前の看板の如く「気合を入れて作っている」大将を見ていると、数多くのトッピングに熱を通したり、麺の上に盛りつけたりされているのであった。
そして最後にフライパンで加熱した油をトッピングで飾り上げた上に回しかけて完成となったのであった。
当店では出来上がったラーメンは四角い金属のバットに載せられて供されるのであったが、これはおつゆがこぼれることが前提の措置であるようであった。
なお、このバットは油でギトギト・ツルツルであって、大将から受け取った後写真に収めようとしたらカメラがギトギト・ツルツルになってしまった。
早く気が付けば良かったのあるが・・・。 味噌ラーメン全部のせ
「味噌ラーメン全部のせ」には、フライパンで焦げ目を付けた肉厚チャーシュー、刻みチャーシュー、超ロングウィンナー、煮玉子、コーン、モヤシ、刻みネギ、が盛り付けられていた。
また、横から見るとトッピングの野菜がマッターホルンのように屹立しているのであった。
これは覚悟して臨まないと食べきれないのではないかという思いが脳裏を過ぎった瞬間、大将からチャーハンが手渡されたのであった。 チャーハン
「え~い、なるようになれ~!」と、食べ始めたのであった。
チャーシューは刻んだのも炙ったのもどちらも旨味が良いものであった。
一方、超ロングウィンナーは若干塩味が強く、高血圧である私の場合は無しでも良いというものであった。
野菜はシャキシャキ感のある仕上げになっていて、良い感じの口当たりであった。
そして、チャーハンは単独で味わうのもよいがスープと一緒に味わうのがベストであった。
こうして全てのトッピングを味わった結果、次回からはチャーシュー味噌ラーメンを選択しようという結論に至ったのであった。
スープは少し残したが、それ以外は全ていただいて、胃袋がパツパツの状態で店をでたのであった。
なお、入店時に居られた美麗なマダムは、私が全部のせと格闘している間に去られたようであった。
すりおろしたニンニクが欲しいところである
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