日本橋/ 紅とん (居酒屋)
八重洲地下街で事なきを得たTI氏を伴って地上に出たら、そこは日本橋3丁目であった。
時刻も18時に近づきそろそろ一献欲しくなってきていた。
余り開いている店も見当たらない中、日本橋2丁目辺りにくると数軒の店が営業中であった。
「ベニトン?」
イタリアのアパレルでは店先に赤い提灯にやきとんと大書されたものが吊り下げられているはずがない。
ここは紅のブタの店であった。
もう歩き疲れたのでここに入ろうということになり、入店とあいなったのであった。
店内に足を踏み入れると、8割程の混みようであった。
お姉さんが指さしたのは、壁と柱の90度になった場所に据え付けられたテーブルで、二人が横に並んで座るタイプのものであった。
おじさん二人にこれはないじゃろう、とカウンター席をみるとポツポツと空きがあった。
そして、店内一番奥のカウンターの最末端に席を見付けてここに座った。
因みに、4人掛けのテーブルが空いていたのでここを所望したが、チーフのお姉さんに却下されてしまった。
なお、この4人掛けのテーブルは我々が帰る直前まで全くの空席であった。 カウンターの向こう側は調理場
カウンターの向こうは調理場となっていて、恰幅の佳いおっちゃんと濃い顔のお兄ちゃんが忙しく注文の料理をさばいていた。
料理を持ってくるお姉ちゃんに尋ねたらお兄ちゃんはネパールから来た人であるという。
そういうお姉ちゃんは中国という。
店内をよお~く観察してみると、日本人二人、ネパール人一人、中国人3人、という構成で、後から日本人のお兄ちゃんが一人増えたのであった。
因みに、ネパール人のお兄ちゃんは日本語がペラペラである上に、厨房のことは日本人のお兄ちゃんよりも詳しいのであった。 従業員の名札
当店では従業員に人達は胸に名札を付けていた。
この名札には「私のおすすめ」も書かれていたのであるが、60歳を過ぎた爺さんたちはそういうことは全く気にしないで、自分の好きなものだけを注文したのであった。
まさに、唯我独尊、である。 熱燗二合
注文であるが、TI氏はどこでも同じように「生ビール」を、私は「熱燗二合」をいただくことにした。
順序は前後するが、TI氏は「生ビール」を一杯飲んだ後、「金ハイボール」を3杯飲みきり、私が3割ほどしか飲めなかった「ブラックニッカハイボール」をゴクリゴクリと飲みほしたのであった。
一方私は、「熱燗二合」と「ブラックニッカハイボール」の3割程の摂酒量であった。
また、酒の肴は以下に掲載させていただいた通りである。 マカロニサラダ
紅とんブランドの日本酒(宝酒造)
白太えびの唐揚げ
とろたまメンチ(割ると中から黄身がトロリ)
ハム玉
鬼おろし(TI氏の好物か?)
ハムカツ
ブラックニッカハイボール
ニラ玉
豚焼き飯(ご飯がウルトラに硬かった)
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