小金井(うどん)

2019年4月 3日 (水)

小金井/ 田舎うどん かもkyu (鴨汁つけうどん、かしわ天、ゴボ天、熱燗)

1dscn4428  田舎うどん かもkyu 

先日の日曜日、TI氏が川崎への出張の帰りに小金井に立ち寄ってくれた。
JR武蔵小金井駅に氏が現れたのは昼食には程良いタイミングであったので、五島うどんの名店である「びぜん家」に案内した。
「びぜん家」は五島うどんの専門店であるが、ここで供される料理はうどんのお供に最適であるだけでなく、酒の肴としても絶品である。
ということで、当店で五島の焼酎(香が澄みきった一品がある)で数品の肴をいただき、最後にうどんを食べようと店の扉を開けたのであった。
が、しかしである。
僅かに到着が遅く、店内は丁度満席となったタイミングであった。
一旦はウェイティングリストに名前を記入したのであったが、これまでの経験では最初のお客が席を立たれるまでに更に15分以上はかかりそうであった。
そこで、TI氏に打診すると「Könich」に興味を示されたので、15分程ではあるが徒歩で「Könich」の本店に向かったのであった。

「Könich」の本店のドアを入ると、2階のレストランはスタッフが「小金井桜祭」へ出陣されていて、営業はされていないとのことであった。
一瞬ではあったが「びぜん家」で待つべきであったと後悔の念が頭を過ぎったのであった。

が、そこでくじけることなくTI氏が手にする「小金井桜祭」のパンフレットに掲載されていた「かもkyu」に向かうことにしたのであった。

1dscn4417  芋焼酎お湯割り、熱燗、おつまみは柿の種

途中北高校や緑小学校の桜を愛でながら歩き続け、過去に数度通ったことのある「かもkyu」に到着した。
店内に歩を進めると、テーブル席が空いていたのでここに着席し、手渡されたお品書から「鴨汁つけうどん」をいただくことに決め、併せて一献飲ることにした。
TI氏は「芋焼酎のお湯割り」を、私は「熱燗」をいただくことにし、その肴として「かしわ天(大)」と「ゴボ天(大)」を注文してシェアしたのであった。

先ずは「芋焼酎のお湯割り」と「熱燗」が「柿の種」とともに供された。
そして、得も言えず嬉しい思いをしたのは、徳利と猪口で供されると思っていた「熱燗」が陶器の器に入れて供されたことであった。
久しぶりに湯呑(?)でいただく熱燗は新鮮な気分を誘ってくれ、なおさらに香り高く美味な熱燗に感じられたのであった。

1dscn4418  かしわ天(大)、ゴボ天(大)

TI氏が「芋焼酎のお湯割り」、そして私が「熱燗」を嗜んでいると、「かしわ天」と「ゴボ天」が供された。
それぞれを適宜口に運び、次いで「熱燗」を啜ると、昼飲みなるが故により高まる至福感は落頬垂涎落涙洟垂の境地へと昇華していったのであった。

1dscn4422  鴨汁つけうどん

いただいているお酒が残り少なくなってきたタイミングで「鴨汁つけうどん」が供されたのであった。
このような飲酒の様子を窺いながらうどんを用意してくれる当店の計らいは心憎いばかりである。
何故ならば、私達が入店した12時半頃を少し過ぎたタイミングから来店客が増え、何組ものお客さんが入口で待っておられる状況になったにも係わらず飲む楽しみを慮ってくれたからである。
こういうお店こそ足繁く通う値打があるというものである。
が、当方としては店の邪魔にならないよう今後はもう少し時間をずらして訪ねるか、或いは夜に訪ねる様にしたいと思う処である。

1dscn4424  細麺

1dscn4425001  普通麺

なお、当店では麺の太さが細いのと普通のと2種類あって、TI氏は細いのを、私は普通のをお願いしたのであった。

1dscn4426  壁の飾り(陶器製)

   

2018年7月27日 (金)

小金井/ 田舎うどん かもkyu (すだちうどん)

1img_0108 田舎うどん かもkyu

昨日は所用があってJR武蔵小金井駅の北側を訪ねた。
所用が終わったのが11時半頃のことであり、昼食を摂るべく武蔵野うどんの名店である「田舎うどん かもkyu」を目指した。
当店を訪ねるのは約2ヶ月ぶりのことである。

入口の引戸を開けると、店の皆さんが明るい声で迎えてくださり、たいそう気分の好いものであった。
そして、案内された席に着いてお品書を見た。
過去には温かいうどんをいただいていてこれらは大層美味で再度いただくのも悪くはなかったが、連日の猛暑を過ごしてきたこともあって今回は冷たい系のものをいただこうと考えた。
10種類ある「冷やしメニュー」を一通り吟味した結果、メニュの最上段に記されている「すだちうどん」をいただくことにした。

1img_0111 すだちうどん

当店では注文を受けてからうどんが茹でられることから、10分ほど経ったところで「すだちうどん」が運ばれてきた。
先ずはその容姿を見て驚き、次いで嬉しくなったのであった。
それは、スライスされたすだちが所狭しと、それも結晶構造のように整然と最密充填で並べられていたからであった。
最近私の想像力が衰えているせいか、すだちが半分にカットされたものが載せられていて、それを絞っておつゆに混ぜていただくというようなことを漫然と思い浮かべていたので、このようなスタイルですだちが並べられているということを思い描かなかったのであった。
反省するところ大である。

なお、この「すだちうどん」を目の当たりにした瞬間には、2013年9月に江東区大島にある「りんすず食堂」で「レモンラーメン」という佳品をいただいたが、そのことを思い出させられた次第であった。

1img_0114 すだちうどん

先ずは「すだちうどん」のおつゆを一啜りしてみると、鰹だし系のおつゆが濃いめに仕上げてあった。
やはり冷やし系のものは温度のせいで味が薄目に感じられることを計算された上での味の調整が施されていたのであった。

次に、スライスされたすだちの一枚を舌と上顎の間に挟み、圧搾してみた。
すると思ったよりも酸味が穏やかな味わいで、スライスを一旦出してそこにうどんを啜りあげてみた。
おつゆの旨味とすだちの棘のない酸味とうどんの小麦粉系甘味が相乗的に作用して、夏のうどんを代表する一品といっても過言ではないほどの爽やかさで口腔内が満たされたのであった。

1img_0115 すだちうどん

また、スライスされたすだちの多くはかなり薄目に仕上げてあり、種をはずしてうどんと一緒に咀嚼すると、皮から滲み出る柑橘系の苦味が実に佳いアクセントとなり、より味わい深いものへと変貌するのであった。
この味は、一度味わったら病みつきになりそうな佳味であった。

   

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2018年5月23日 (水)

小金井/ 田舎うどん・そば 甚五郎 (特製 鴨汁のおうどん)

1img_8905 田舎うどん・そば 甚五郎

JR東小金井駅の近くにある「田舎うどん・そば 甚五郎」は以前から気になっていたが訪ねるたびに休日であったために何度も入店が叶わなかった武蔵野うどんの店である。
先日、散歩で東小金井付近まで行った際に入店する機会に恵まれた。
店の前に至ると暖簾が掛けられていて、休日ではないことが見てとれたので躊躇することなく歩を進めたのであった。

店内は奥行きがあって広い空間ではあったが、一人客は入口の傍にある壁に向かって横一列に並べられた7席ほどの一人客用のテーブルに導かれるのであった。
一瞬ほほうとい感じに見舞われたが何しろ初めての入店であり、導かれるままに着座したのであった。

お品書を手渡されてお薦めを尋ねると「肉汁のおうどん」あるいは「鴨汁のおうどん」ということであったので、「鴨汁のおうどん」をいただくことにした。

1img_8895 

またうどんの量は普通盛でも一般の店の大盛程度に相当するとのことで、小盛にするか確認されたが「普通盛」でお願いした。

1img_8900 特製 鴨汁のおうどん

注文を受けてからうどんが茹でられ始めたが、左程待つということもなく「鴨汁のおうどん」が供された。

1img_8902 特製 鴨汁、細かく浮いた鴨の脂が得もいえぬ景色となっている

先ずおつゆを少し口に含んでみると、丁度佳い塩加減で、これなら残さずに飲めそうであった。
多くの店では漬け汁はかなり濃い味付けになっていて最後にはお湯で割って貰わないと飲めないが、当店の漬け汁は最初から程良い濃さなのであった。
とはいえ、うどんの漬け汁であるから、そのことを計算して上での味付けになっている。
にも係わらず直接飲めるというのは、塩分は抑えめであるが、その一方で具材から佳い出汁がしっかり出ているということの証左というものである。
そのことは「特製 鴨汁」の場合、鴨肉、ネギ、油揚げがふんだんに使われていて、それぞれから実に佳い出汁が出ているので、塩は控えめでも十分に武蔵野うどんと合わせることができるのであった。
当店の拘りとレベルの高さを垣間見た瞬間であった。

1img_8901 武蔵野うどん

また、当店の武蔵野うどんはモチリとした口当たりとツルリとした滑らかさが印象的で、「特製 鴨汁」とも好相性であった。
なお、量は普通盛でもも少し多くいただけそうで、小盛にしなくて良かったというものであった。

   

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2018年5月19日 (土)

小金井/ かもkyu (みぞれなすぶた汁)

1img_8215 かもkyu

少し前のことであったが、急に肌寒くて雨模様の日が続いたことがあった。
その内の一日のことであったが、久しぶりに中央線よりも北側のアリアを漫ろ歩いた。
歩いたのは主に玉川上水に沿ってであり、途中で浴恩館公園の緑を愛でてから武蔵野うどんの名店である「かもkyu」を目指した。

「かもkyu」に入ったのは、13時を少し過ぎた頃合いで、平日のこの時間の店内では余裕のよっちゃんで席に着くことができた。

1img_8208 みぞれなすぶた汁

この日は2回目の訪店であり、前回とは異なるものをいただこうと考えてお品書を数度に亘って見返したのであったが、結局は前回いただいた当店No.1の「鴨汁つけうどん」の隣に掲載されているNo.2の「みぞれなすぶた汁」を選んでいた。
な~も悩むことはなかったのであった。

1img_8214 揚げなす、大根おろし、豚バラ肉

程なく供された「みぞれなすぶた汁」は、漬け汁に揚げなす、大根おろし、豚バラ肉がたっぷりと入れられており、その上に黄色い花弁がハラハラハラと撒かれていた。
良い感じの黄色であった。
花弁は一見したところ連翹のものなのであろうと推察するところである。
まさに春を意識した店主殿の風雅感が感じられるところである。

漬け汁は、醤油と鰹節ベースの濃い目の味に豚肉や揚げなすから出た旨味が融け込んでいて、そこにサッパリとした大根おろしが加わることで濃い味が緩和されると同時に旨味が強調されることになり、漬け汁だけを啜ってもこれはこれで実に良い味わいであった。

また、この漬け汁を当店の武蔵野うどんに纏わせると、うどんの小麦粉系甘味が相乗して、豚肉、揚げなす、うどんのそれぞれに固有の旨味が分子レベルで個々のクラスターを形成して、それらが舌の随所にある味蕾を刺激するのであった。

なお、漬け汁には軽くトロミが付けられていて、一向に温度が下がる気配はなく、ハフハフしながらいただいた。

1img_8211 武蔵野うどん

1img_8210 薬味の刻みネギは緑の部分から

   

2018年4月16日 (月)

小金井/ 田舎うどん かもkyu (鴨汁つけうどん)

1img_8069 田舎うどん かもkyu

先日、小金井の中央線よりも北側のエリアに出掛けた。
目的は、武蔵野うどんを食することができるという「田舎うどん かもkyu」を訪ねることにあった。
北大通りから小金井北高校の横を通る道を北に向かうと、5分程歩いたところで「田舎うどん かもkyu」に着いた。
早速店内に歩を進めると、正午を少し回った店内は多くの先客で占められており、運良く空いていた席に私が案内された後も次から次へとお客が訪れるという人気店であることが見てとれたのであった。

1img_8065 鴨汁つけうどん、薬味は刻み葱と胡麻

席に着いてお品書を見て、暫し逡巡した後に当店の看板うどんである「鴨汁つけうどん」を注文した。
当店でも注文が通ってからうどんが湯で始められるようで、先客のうどんが茹であがったことを知らせるタイマーの音が数回聞こえてきた後、私の「鴨汁つけうどん」が運ばれてきた。

1img_8066 武蔵野うどん

先ず「武蔵野うどん」の一本をそのままいただいた。
うどんの色は武蔵野うどんとしては色白の方である。
その口当たりは程良い弾力があって、その上に小麦粉のデンプンの分子が上手く繋がったモチモチ感のある歯応えがあり、非常に丁寧に仕上げられたうどんの特徴が如実に現れていた。

1img_8067 鴨汁

また、「鴨汁」はおつゆが秀逸で、鴨の脂の旨味と葱と茸から出たエキスが良い調和をしていた。
また、今までいただいた蕎麦店や武蔵野うどん店の鴨汁に比較して醤油は控えめになっていることから鋭角な刺激はなく、武蔵野うどんの小麦粉系甘味も楽しめるものであった。
更には、茸のシャキリとした食感が目新しく、この食感が特に印象的であった。
なお、余談ではあるが、武蔵野うどんの店々で過去にいただいた漬汁は非常に醤油味の強いもので、それを飲み干すのは憚られたことであった。
しかしながら、当店の「鴨汁」は先述のように醤油は控えめであったことから、全部とはいわないが漬汁だけを啜り、その秀逸な味わいを楽しむことができたのであった。

1img_8068 胡麻

薬味としては、刻み葱と胡麻が添えられていた。
特に胡麻は自分で摺って「鴨汁」に入れていただくというもので、これも「鴨汁」に好いアクセントをもたらしていた。
なお、この胡麻は一気に入れてしまうこと風味が消えてしまいそうであったことから何回かに分けて使ったが、そのことによって胡麻の風味を長く楽しめたのであった。

   

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2018年1月18日 (木)

小金井/ 長崎県五島手延うどん びぜん家 (かけうどん、肉(甘煮)、かしわ天)

1img_5014 崎県五島手延うどん びぜん家

昨日は所用があって、JR武蔵小金井駅の北側に出掛けた。
所用が終わって駅の近くに至ったのが11時半に少し前のタイミングであったことから、昼食を「長崎県五島手延うどん びぜん家」(11時30分開店)でいただくことにした。

駅からイトーヨーカドーを経て「びぜん家」に向かって歩いていると、暖簾が掛けられるのが見えた。
そして、そのまま歩を進め店に入ったので、この日の最初の客となったのであった。

1img_5004 店内(部分)

店の自動ドアを通ると、以前居られた清楚で美人で若くて丁寧な接客のお嬢さんとは異なるが、実に清楚で美人の若いお嬢さんが迎え入れてくれ、おまけに好きな席に座ってよいと告げてくれたのであった。
いつもならば年配の女性に壁に向かった席を当てがわれるのであるが、このお嬢さんによって久しぶりにテーブル席に着くことができたのであった。
統計的にみてどうかということではないが、2年ほど前に清楚で美人の若いお嬢さんが居られた時にも好きな席に座らせていただいたが、当店では清楚で美人の若いお嬢さんが接客を担当されているとテーブル席に着けるのであった。

まず、店内中央奥寄りのテーブル席に着いて、向かいの壁にある店主殿の五島うどんにかける志を眺めた。
注文に関しては入店前から決めていて、「かけうどん」に「肉(甘煮)」と「かしわ天」をトッピングでいただく心づもりであった。
とはいえ、久しぶりの入店であったことから念のためお品書に目を通した。
が、選んだのは結局当初の心づもりの通りの「かけうどん」に「肉(甘煮)」と「かしわ天」をトッピングするというものであった。

1img_5008 「かけうどん」に「肉(甘煮)」と「かしわ天」をトッピングで

待つこと暫し、注文した「かけうどん」、「肉(甘煮)」と「かしわ天」が薬味の「刻みネギ」と「とろろ昆布」とともに黒いトレ―に載せられて、目の前に供された。

1img_5010_2 五島うどんはあご出汁のおつゆの中

まず五島うどんの鉢に目を遣ると、白きたおやかな五島うどんがあご出汁で整えられた清澄なおつゆの中でその優雅な姿を静かに見せているのであった。
また、うどんの一本一本の描く弾性曲線がその程良い茹で加減を現わしているとともに熱々のおつゆからは湯気が立ち上り、店主殿によって丁寧な仕上げが施されたことが見てとれたのであった。

1img_5009 肉(甘煮)とかしわ天

また、横に目を遣ると、大ぶりの「かしわ天」が揚げたて直後の艶やかな衣を纏っており、その隣の「肉(甘煮)」は牛肉と牛蒡が甘辛く煮込まれた状態で出番を待っている風情であった。

1img_5011 

早速、「かけうどん」の中央部に薬味の「とろろ昆布」および「刻みネギ」を全て置き、次いでその横に「かしわ天」の大きい方と「肉(甘煮)」を三分の一ほど置いた。
まず、おつゆを少し染み込ませた「かしわ天」にガブリと噛みついたら、中心まで熱々に火を通してあるが肉は柔らかく仕上げてあり、滲み出た肉汁・てんぷら油・うどんのおつゆのそれぞれに固有の旨味が口腔内で程良く混ざり合うことで相乗的に旨味を高めているのであった。
一方、「肉(甘煮)」も肉・牛蒡・醤油・生姜から出た濃い旨味が強い収斂性の旨味となって口腔内に広がり、うどんと絡めて佳し、そのまま肉をおつゆと合わせていただいても佳し、であった。
この「肉(甘煮)」は、いつも思うのであるが、酒の肴としても、はたまたご飯のお供としても秀逸な逸品である。

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2017年7月14日 (金)

小金井/ 長崎県五島手延べうどん びぜん家 (ぶっかけうどん、ごぼう天、かしわごはん)

1img_7705 長崎県五島手延べうどん びぜん家

先日、健康診断の結果を聴きに行った。
結果は、中性脂肪の値が高い以外は特に問題無い、ということであった。
ということで、病院から歩いてJR武蔵小金井駅の周辺まで戻ってきたが、兎にも角にも暑い!のであった。

私見ではあるが、この7月は例年の7月よりもウルトラに暑いのではないかと思っている。
まあ、私見はさておいて、歩きながら昼食に何か冷たいものを食べたくなったのは暑さのせいであろう。

さて、食事で冷たいものとなると思い付くのは冷し中華である。
ただ残念なことにJR武蔵小金井駅周辺では所謂街の中華料理店が少なく、冷し中華を供してくれる中華料理店あるいはラーメン店(「かんむりや!」は先日行ったばかりなので対象から外した)が思いつかなかったのであった。
それでも冷たいものを食べたく思っていると、窮すれば通ず!である。
五島うどんの名店である「びぜん家」に行けば「ぶっかけうどん」という冷し系のうどんがあることを思いだしたのであった。

1img_7702 

「びぜん家」は相変わらずの人気を誇っていて、私は幸いなことに一席を確保できたが、直ぐに席は埋まってしまい後から来た人達は炎天下外で待つか他店を探すということになられたのであった。

入店してお姉さんに冷たいうどんを確認すると「ぶっかけうどん」を薦められた。
お姉さんの指導よろしく「ぶっかけうどん」をいただくこととし、トッピングに「ごぼう天」を、サイドに「かしわごはん」をお願いしたのであった。
中性脂肪が高いとほんの1時間ほど前に聴いたことを忘れ、この仕儀となってしまったのは不徳のいたすところである。

1img_7699 ぶっかけうどんには、天かす(関東では揚げ玉)、水菜、削り節、海苔がそえられていて、別皿に薬味の刻みネギ、卸し生姜、すり鉢に白胡麻

注文を終えて麦茶(であったような・・・)を何杯も飲んで体を中から冷すこと5分程で注文の品が運ばれてきた。

先ずは、白胡麻をスリスリしてうどんの上に回し掛けた。
次いで、卸し生姜、次いで刻みネギの全量をうどんに載せ、さらにおつゆを全量掛けて全体を掻き混ぜたのであった。

そして徐に渾然一体となったうどんを啜り上げた。
あご出汁の旨味がうどんの甘味と一緒になり、加えて海苔と削り節、天かすのそれぞれから出た香りと固有の味が相乗的に作用することで、口腔内は冷たい美味さで満たされたのであった。
また、水菜のシャキとした口当たりが涼感を更に高めてくれた。
味わい、食感、程良い涼感、と三拍子そろった「ぶっかけうどん」である。

1img_7700 ごぼう天

「ぶっかけうどん」をストレートに味わった後は、「ごぼう天」を皿の底に溜まったおつゆに漬し込み、適宜にいただいた。
噛みしめると牛蒡に固有の香りと味が広がり、これが単独でも、はたまた具材が絡まったうどんと一緒でも、良いバランスの味わいであった。
また、ごぼうの繊維に由来する歯応えが心地よく、前歯でグギリと噛み切る感じといい、奥場でムギュリと噛み潰す食感といい、絶妙なものであった。

1img_7701 かしわごはん

また、欲張って注文した「かしわごはん」も鶏肉がゴロリンチョと入った加薬ご飯で、いくらでも食が進む一品であった。
なお、ぶっかけうどんのおつゆに漬したゴボウ天と一緒にいただくと、これまたゾッコン(今では使われない単語)な味わいであった。

   

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2017年6月29日 (木)

小金井/ 讃岐うどん はなまる 武蔵小金井店 (牛肉おろしぶっかけ小、ヘルシーかき揚げ、コロッケ)

1img_6636 讃岐うどん はなまる 武蔵小金井店

昨日は久しぶりに小金井の話題を取り上げることができたが、ここに至るまでにそもそも健康検査を受けようと思ったのには訳があった。
それは3週間ほど前から腹部左側に違和感があり、加えて便秘と下痢を繰り返すということが続いており、素人情報ではあるが大腸癌の懸念が沸々と湧いてきたのであった。
そこで、まずは行った病院の受付で内科に行くよう手配されたものの内科の受診をスキップして外科に回された。
その理由は内視鏡検査は外科の担当だからという内科の医師の判断であるとのことであった。
しかしながら、外科に行ってみると医師からは納得性のある説明を得ることができず、帰宅することとなったのであった。
そこで、小金井市の健康診査の通知が来ており、これには大腸癌の検査も含まれていることを思い出し、急遽ではあるが同じ病院で市の健康検査を受診することにしたのであった。

今日の話題は、市の健康診査ではなく、その前に行った病院で空振りとなった後の帰りの話題である。
もう少し詳しく経緯を記述すると、その日は念のため朝食を摂らずに病院に行ったのであった。
受付を済ませると内科に行き、受付で問診票に記述するとともに状況を看護師さんに説明した。
待つこと30分ほどであったであろうか、医師と協議すると言っていた看護師さんが戻ってきて外科に行くように告げられたのであった。
その理由は、内視鏡検査は外科の担当だから、という内科の医師の判断によるもので、一足飛びに内視鏡検査ということが考慮されたようであった。

外科に行って状況を説明するとともに医師のチェックを受けた。
外科の専門医の医師からは、いきなり内視鏡検査というのは保険の対象にはならず、内視鏡検査が必要であるという診断なりデータが必要であるとの説明を受けた。
ルールでそうなっているのであれば、致し方ないことである。
ということで、腑に落ちない気分ではあったが一旦帰宅することにしたのであった。

ところで、である。
この日は念のためではあったが、朝食は摂らずに病院を訪ねたことは先に記した通りである。
JR武蔵小金井駅の辺りまで戻ってきたが、10時頃に開いている店は多くはない。
そこで、イトーヨーカドーの上にフードコートがあることを思い出し、ここに向かった。
フードコートに行ってみると、うどんの店があった。
朝食抜きの胃にはうどんが優しかろうと考え、うどん店に歩を進めた。
そのうどん店は「讃岐うどん はなまる」という名前で、店からは明るい雰囲気が迸り出ていた。
空腹に苛まれていた私は吸い込まれるように注文カウンターの前に立ったのであった。
そして注文したのは、店の前に大きな写真が置かれていて真っ先に目に入った「牛肉おろしぶっかけ」であった。

1img_6629 

注文を終えると、お姉さんがうどんは小にしますか、それとも中にしますか(大もあるらしい)と問い掛けてこられたので中でとお願いしたら、お姉さんが一瞬のことではあったが怪訝なしぐさをされた。
そこで、何を思ったのか「小」でお願いしますと言い直したのであった。
その後は何事もなかったかのようにお姉さんが手際よく刻みネギなどをうどんの上に載せ、おつゆを掛け回してくれた。

1img_6639 

次いでトッピングが置かれた棚の前に行くとどれもが
オイシイヨ~ォ
とアピールしてくるようで、それに空腹中枢が反応したものであるから、ヘルシーかき揚げとコロッケを小皿に取ってしまったのであった。

1img_6630 

最後に料金を払って、時間が早くて人気の少ない広大なフードコートの一席に着いた。
改めて「牛肉おろしぶっかけ」の小とトッピングのヘルシーかき揚げおよびコロッケを眺めた。
結構な量である。
胃に優しいということでうどんを選択したが、量的には胃に厳しいものになりそうな気配であった。
とはいうものの、食べ始めたら何のことはなく一気に平らげたのであった。

1img_6631 牛肉おろしぶっかけ小はレモンによる柑橘系の酸味、大根おろしによるサッパリ感、甘辛い肉の旨味が良かった

1img_6632 ヘルシーかき揚げ、コロッケ

1img_6634 牛肉おろしぶっかけ小にヘルシーかき揚げとコロッケをトッピング

なお、ぶっかけうどんはおつゆがたっぷりあるものではなく、むしろ麺がヒタヒタになる程度の量であって、そもそも少なめのそのおつゆをかき揚げとコロッケが吸い取ってしまいそうであった。
本件は、今後ぶっかけのトッピングを選択する際の教訓としたいところである。

1img_6635 同上、かき揚げが存外に巨大であった

1img_6641 午前10時過ぎのフードコート

   

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2017年4月12日 (水)

小金井/ 食べ処 蔵 (武蔵野うどん(温))

1img_2391 「食べ処 蔵」は二階

先日、江戸東京たてもの園に入った際のことであったが、初めて園内にある食事処である「食べ処 蔵」に入った。
昔の蔵を改造したと思しき建物に入ると「食べ処 蔵」は二階にあった。

1img_2384 食券の券売機

案内に従って二階に上がって行くと、そこは広い窓から採光された広く明るい空間となっていて、入口の横に食券の券売機が置いてあった。
この日は、入店前に蔵の入口に置いてあったお品書から「武蔵野うどん」をいただくことにしていたので、迷わずに「武蔵野うどん(温)」のボタンを押したのであった。

食券を握りしめて店内に歩を進めると、奥に8人ほどの人がゆったりと座れる大きな一枚板のテーブルがあり、ここの一席に着いたのであった。

1img_2376 お茶

席に着くとお茶を持ってきてくれた明るい応対の店員さんに食券を渡し、そのお茶を喫しながら「武蔵野うどん」のできるのを待ったのであった。

1img_2378 武蔵野うどん(温)

ほんの3分ほど待ったであろうか、待ったという実感の無い内に「武蔵野うどん(温)」が立ち昇る湯気とともに運ばれてきた。
そして、その「武蔵野うどん」を見て、何とは無しに違和感を覚えたのであった。
というのは、今まで食べた「武蔵野うどん」はいずれも無骨な容姿をしていたのであったが、当店のは細くしなやかそうなうどんであった。
そして、おつゆは丼の底までが見えそうな清澄なおつゆだったのである。
また、具はシンプルなもので、湯通しした白菜とワカメ、それに刻みネギであった。

1img_2380 武蔵野うどんは清澄なおつゆであった

まずはうどんだけを食べてみた。
ここの武蔵野うどんはその見かけのか細さとは異なってかなり腰があるもので程よい歯応えがあり、加えて口当たりがツルツルしたとても佳い感じのものであった。
間違っているかもしれないが、何となく稲庭うどんを想像する食感であった。

また、おつゆは関東風とは明らかに一線を画した清澄なものであったが、さはさりながら関西風のおつゆでもなく、敢えて述べるとかつお出汁が強めで醤油が抑制されたおつゆであった。
しかしながら、このおつゆが後で載せる具と、そして当店の武蔵野うどんと三位一体となって良い味わいを形成するのであった。

1img_2382 具

具は、湯通しした白菜とワカメ、それに刻みネギのみであって、ここに至って初めて武蔵野うどんらしい無骨さが現れたのであった。

1img_2383 具 in 武蔵野うどん

具を一気に丼に入れて、うどんと一緒にいただいた。
具はシンプルと先述したが、シンプルさ故に白菜のそこはかとない甘味、ワカメの葉緑素と沃素の軽い苦味のコンビネーション、が先述のおつゆと一緒になることによって如実に生きてくるのであった。
また、これとともにうどんの軽妙な甘味が相乗的に感じられることから、ムムムやるのう、と唸らされたのであった。

   

2017年2月10日 (金)

小金井/ 長崎県五島手延うどん びぜん家 (かけうどん、かしわ天、肉)

1img_0260 長崎県五島手延うどん びぜん家

先日、M社の先輩で小平在住のMN氏から連絡があり、再び会うこととなった。
待ち合わせの場所は前回と同じでイトーヨーカ堂のロビーで、刻限は11時半であった。

この日は結構寒さが身に滲みる日であり、何か温かいものを食べましょうということになり、五島うどんの名店である「びぜん家」を推したところ、OKをいただいた。
早速「長崎県五島手延うどん びぜん家」に向かい、引戸を開けて店内に入ると、11時35分という開店5分後にも係わらず店内の空きテーブルは僅かに2卓を残すのみという状態であった。

MN氏は当店のことは「あご出汁」の店としてご存じであったが入店は2回目ということであった。
注文に際して、「かけうどん」に好みのトッピングを選ぶということをお薦めし、氏は「竹輪の磯辺揚げ」を選択されたのであった。
私は何時ものように「かしわ天」と「肉(甘煮)」を選んだのであった。
また「かしわ天」は2ピースが供されるので、氏にシェアを薦めたのであった。

1img_0255 かけうどん、肉

料理は先客から順番に供されるので暫らく待つことになったが、いくら先客が多いとはいってもうどんのことであるから、注文を終えてから10分ほどでいただけることになった。

1img_0256 かしわ天

1img_0257 肉(牛肉と牛蒡の甘煮)

最初に刻み葱ととろろ昆布を全部入れ、次に「かしわ天」と「肉」をおつゆの中で遥たううどんの上に静かに載せた。
なお、先ず「あご出汁」のおつゆをまったりと味わった。
そして、「五島うどん」と「あご出汁」の絶妙な味わいを楽しんだのであった。
その後、「肉」を漬している牛肉と牛蒡のエキスを含んだお汁をおつゆに注ぎいれたのであったが、それまでの「あご出汁」のしなやかで優美な味が、今度は舌と頬の内側を耽美的に収斂させるコク味が加わたのであった。
当店において「五島手延べうどん」をいただくに当たっては、「かしわ天」と「肉(甘煮)」は欠かすことのできない品となっているのである。

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