谷中/ 和栗や (新栗!生甘露)
和栗や
谷中銀座にはひときわ大勢の人が店頭に並ぶ栗の専門店がある。
いつもは並ぶ人の多さに素通りしてきたのであったが、先日は雨模様のせいであろうか店頭には並ぶ人の姿が無かった。
千載一遇のチャンスと思い、早速入店したのであった。
が、店内の席は満席状態で暫らくの待機を余儀なくされたのであったが、これは幸運に恵まれた方で、入店してから僅かの間に店頭には数人の人が並び始めたのであった。 メニュ(反対側には定番の品とお茶の数々が記されている)
店内にある順番待ちの縁台に座っていると、店員さんからメニュを手渡された。
記載されている栗を使った品々は甲乙つけがたかったのであるが、栗の姿を留めている「新栗!生甘露 秋限定、毎朝炊きたての新栗&モンブラン」と「厳選 茎ほうじ茶」をいただくことにした。 新栗!生甘露 秋限定、毎朝炊きたての新栗&モンブラン
注文を終えて暫らくするとテーブル席に案内された。
「新栗!生甘露 秋限定、毎朝炊きたての新栗&モンブラン」と「茎ほうじ茶」は一枚板の四角いお盆に載せて供された。 新栗!生甘露 秋限定、毎朝炊きたての新栗
まずは栗の実が艶々している「新栗!生甘露 秋限定、毎朝炊きたての新栗」を一つ口に運んだ。
一噛みすると栗の香りがそこはかとなく広がり、二噛み三噛みとしていくと舌に栗固有の甘味と軽い渋みが感じられた。
軽い渋みが感じられたのはほんの2~3秒程度で、あとは栗の甘味と芳香が口腔内を満たしたのであった。 モンブラン
「モンブラン」は基台に硬めの栗のクリーム(?)のようなものが置かれ、その上に栗のクリームが何層にも置かれたものであった。
「モンブラン」も栗の味が濃く、熱い「茎ほうじ茶」が舌の上を流れると香りも味もとともに口腔内を栗で一杯にするのであった。 店内には花が活けられ、当店で使用される陶器も展示販売されている
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