三鷹/ 杏林大学病院高度救命救急センター
杏林大学病院高度救命救急センター
8月20日午前1時35分。
診察が終わり、待合室に戻ってきた。
場所は、杏林大学病院高度救命救急センターの受付がある待合室である。
事の次第は・・・・・・。
腹部に激痛を感じて目が覚め、スマホの画面で時間を確認したのが昨日の午前0時04分であった。
暫らく様子を見ようと試みたが余りに激しい痛みであり、思わず知らずに体を右に左に捩じらざるをえない状況に陥っていた。
痛みは治まるどころか、段々激しさを増していき、額や体中から滝の様な脂汗が流れ出続けた。
午前0時09分、この時点で「尿管結石」を確信するに至り、まず過去2回「尿管結石」でお世話になった「杏林大学病院」に電話をかけた。
痛みをこらえながら状況を説明すると、診ていただけるという。
午前0時16分、「京王タクシー」に電話し、配車を要請したら5分程で来てくれるという。
直ぐに着替えて玄関で待つと1分程でタクシーが現れた。
タクシーに乗り込んだ頃から若干痛みが和らいだが、「尿管結石」の痛みは燻ぶったままで何時激痛に戻るかは予断を許さない状況であった。 杏林大学病院高度救命救急センターのエントランス
午前0時40分頃、タクシーが「杏林大学病院」の「高度救命救急センター」に到着し、私は自動ドアが開くのももどかしく中に歩を進めたのであった。 左が受付窓口
受付で診察券と保険証を提示し、長椅子で待つよう指示を受けた。
こういう時の待ち時間はやたらと長く感じられる。
長椅子に座って待つこと約30分で診察室に呼ばれたが、尿を採取していなかったので、一旦トイレで尿を採取してから診察室に入ることになった。
診察室のある場所は救急患者が運び込まれるエリアで、慌ただしい雰囲気に包まれていた。
診察室で当直のドクターが検査キットで尿を検査された結果、血液反応が確認されたと仰った。
私の説明をヒアリングされた結果も含めて、ドクターの判断は「尿管結石」の可能性があるということで、レントゲンとCTでの撮影を実施することになった。
レントゲン撮影もCT撮影も合わせて僅か10分程度(であったように思う)で終わり、直ぐ診察室に戻った。
診察室のディスプレイにはほんの2~3分前に撮影された画像が映し出され、「尿管にある結石」が膀胱の少し上の位置にあることが分かった。
ドクターにその大きさを訊ねたら、長径が4mmとのことであった。
この程度の大きさでは手術するには及ばず、内径が5mm程度ある尿道から自然に流れ出るのを待つことになるということで、痛み止めの座薬と尿管を拡張する薬剤を3日分(救急処置の場合は最大3日分しか薬は出せないとのこと)いただくことになった。 待合室
待合室の時計
診察が終わり待合室に戻ったのが、午前1時35分頃であった。
5分程待つと薬が手渡され、次いで会計を終えた。
依然腹部には痛みがあったことから、待合室でいただいた尿管を拡張する薬を飲むと同時にトイレで痛み止めの座薬を挿入したのであった。
この文を書いていた午前4時現在、痛みは若干和らいでいた。
しかし、これが激痛に変わることは十分にありえることで、結石が出てしまうまでは安心できないのである。
なお、今回診察していただいたドクターやスタッフの方々には心から感謝いたしております。
ここに厚く御礼申し上げます。
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