深川/ 深川神明宮 (例大祭 町神輿連合渡御)
昨日は「深川神明宮」の本祭りに行った。
本祭りは、例祭のなかでも三年に一度だけ行われるもので、今年がその年にあたるのである。
都営新宿線で森下駅まで往き、地上に出た時には10時となっていた。
早速、清澄通を南に歩を進めた。
なお、丁度この頃、均ちゃんが近くに居るとは知る由もなかった。 町神輿連合渡御のルート(赤線)[出典:深川神明宮例大祭がいど 平成27年8月14日(金)~16日(日) P8]
森下二丁目の神輿(十二番)、左は森下三丁目の神輿(十三番)
清澄通から深川神明宮の前を通る通に至る角に至ったところで、森下二丁目の神輿(十二番)が曲がったところに遭遇した。
因みに、神輿の数は全部で12基あり、それぞれには町の名称に加えて番号が割り振られている。
殿の神輿は十三番となっているが、割り振られる番号は、宮元および一番~十三番(欠番は四番と九番)なので、神輿は全部で十二基となるのである。 清澄通では消防団の放水が殿の森下三丁目の神輿に向けられた
清澄通に入って北上すると(地図の②高橋交差点の少し北側)、消防団が放水を行っていた。
深川の祭は「水掛け祭」として有名であり、神輿の列には沿道から清めの水が掛けられるのであるが、消防団による放水は特に派手なものとなっている。 消防団の放水は神輿の上から落ちるように行われる
放水の水で神輿が覆われる
消防団の放水は、道路上にある消火栓から引いた水を消火用のホースで行うものであるから、その水量は並大抵のものではない。
放水の照準が合っていると、神輿は大粒の水で覆われて周りが朧に見えるのであった。 放水の落下点では見た目以上に水が激しく当たるらしい
昨年の富岡八幡宮の例大祭の時も消防団の水が放水されていたが、その時の男衆からもイテテという声が上がっていたのを記憶するところであり、この日の担ぎ手たちも存分に水を楽しまれた様子であった。 消防団の放水
消防団の放水は途切れることなく続けられる
神輿の向こう側に居る消防団を見ると、非常に楽しそうに放水をしておられた。
人に水を掛けるというのは、きっと楽しいことなのであろう。
そういえば、水鉄砲で遊ぶというのもなかなか楽しいものであった。 清澄通から深川神明宮前の通に入る森下三丁目の神輿、放水による大粒の水が降り注いでいた
結局、神輿が清澄通を通過している間、途切れることなく放水は続けられたのであった。 清澄通を左折して、深川神明宮前の通を進む森下三丁目の神輿
深川神明宮の前に進む森下三丁目の神輿
差し上げられた森下三丁目の神輿
差し上げられた森下三丁目の神輿
神輿は清澄通を左折して深川神明宮の前に向かって進み、大鳥居の前で正面を向けて拝礼した。
この時、担ぎ手たちによって神輿は揉み上げられ、最後に高く差し上げられた後、再び正面を進行方向に向けて動き始めたのであった。 神輿の後に付き従う人たち
私は深川神明宮で暫らく祭の様子を見た後、次の目的地である富岡に向かって歩き始めた。
この日は富岡八幡宮でも祭礼が行われており、昨年に続いてこれを見に行くことがこの日の次の目的であった。
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