銀座/ ちりちりラーメン風鈴屋 (ジャンボ餃子、他)
昨夜は大型台風をものともしないで出張してきたTI氏と銀座で飲んだ。
三軒の店で飲んで食べてと楽しい思いをしたのであったが、今日は脳味噌がどんよりと重いのであった。
さて、二軒目の店を出て、TI氏はホテルへ、私は家へと戻るべく新橋駅に向かって歩いていたが、途中で首都高速道路のある銀座8丁目の限りなく新橋に近い細道に出た。
何を隠そう、ここは「ちりちりラーメン風鈴屋」のある細道である。
「ちりちりラーメン風鈴屋」もまたその周りの店も、夜毎表にテーブルを出して料理を供しておられるのである。
昨日の夜はかなりの量のアルコールが体内を駆け巡っていたので「ちりちりラーメン風鈴屋」の様子だけを見て通り過ぎようとしたのであった。
しかし、である。
店内の様子を窺いながら歩いていると女将さんと目が会ったような気がしたので手を振ったら、女将さんも手を振ってくれたのであった。
それまでは立ち寄らずにそのまま通り過ぎる気持ちであったが、急遽方向転換をして強力磁石に吸い寄せられた金属片のように「ちりちりラーメン風鈴屋」のテーブルに着いたのであった。
当店を訪ねるのはM社を辞めて以来であり、9か月以上はご無沙汰をしていたことになる。 店内のメニュ
実は夜の「ちりちりラーメン風鈴屋」を訪ねるのは2回目である。
1回目は未だM社が霞が関ビルにあった頃のことで、当店に昼食で通うようになるずっと以前のことであった。
当店は「牛肉ラーメン」、「海産ラーメン」、「カレーラーメン」が抜群に美味であるが、女将さんから「美味しいですよォ。」と聴かされていた「ジャンボ餃子」は夜のみに供される一品であり、今まで口にしたことがなかった。
そこで、昨夜はその「ジャンボ餃子」をいただくことにした。
また、TI氏が「塩ラーメン」を所望されたのでこれと、「ビール」もお願いした。 チャーシューと缶ビール
女将さんが持ってきてくださった「缶ビール」を飲んでいると、チャーシューが届けられた。
女将さん曰く、「サービスです。」とのことで、有難く頂戴した。
100回以上とはいえ、昼にしか訪れなかった客である私を憶えていていただいただけでもありがたいことであったが、このようにチャーシューまでご馳走していただけるのはとても嬉しいことであった。 チャーシュー
チャーシューはラーメンに載せられるものであるが、いただいたのはその厚切りヴァージョンで、タレと刻みネギが載せられていた。
トロリと柔らかいチャーシューはラーメンに添えられても美味であったが、このように酒の肴としても秀逸な存在であった。 パクチィ
チャーシューを摘まみながら缶ビールをいただいていると、何時もいただいていた「パクチィ」が何時ものように金属のヴァットに入れられて供された。
この「パクチィ」は、「ジャンボ餃子」に添えていただいたりしたが、TI氏はほぼ全部を「塩ラーメン」に入れて食べてしまわれたのであった。 ジャンボ餃子
暫らくすると熱々の「ジャンボ餃子」が供された。
昼食時にはいただけなかった念願の「ジャンボ餃子」である。 ジャンボ餃子
醤油、酢、ラー油で作ったタレを付けていただいた。
これまた美味である。
王道を往く餃子の味であった。
当店のご主人は工夫とアイデアの人であり、この「ジャンボ餃子」もご主人の作られた逸品であると確信するところである。 塩ラーメン
TI氏は健啖家せある。
私は満腹で遠慮したので、TI氏が一人で「塩ラーメン」を完食されたのであった。
なお、写真撮影を失念していて、TI氏が食べ始めたところを撮った次第であった。
女将さんとは久しぶりに話をさせていただいたが、ご主人は次々と入る注文に対応されていてご多忙であったことから話をできなかった。
また、近いうちに伺いたいものである。
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