京橋/ PEN STATION Museum
PEN STATION Museum
先日、以前から気になっていた「PEN STATION Museum」を訪れた。
Cafeと共用になっている入口を入ると2階にあるMuseumに通じる階段がある。
その階段にはPilotの歴史が記されていて、最上段は1918年の同社創業の年となっていた。
創業当時の同社は創業者である並木氏のお名前を冠したNamiki Corporationであったが、その後同氏が東京商船大学のご出身であったことが関係して水先案内人の英語表記であるPilotが社名に使われたようである。 万年筆の巨大模型
階段を上がり切った処に万年筆の巨大模型が展示してあった。
小学生が見学に来たらウケルかもしれない。
1926年にはDunhillとの取引が始まり、蒔絵の万年筆が販売されたとある。 博物館内
ペン先もいろいろ
矢立の展示
博物館内は万年筆主体ではあるが筆記用具に係わることが年代を追って展示されていて、結構楽しめるものであった。 スライドシャッター式の万年筆、上市第1号
多少ご年配の方々であれば記憶されている方も多いと推察するが、ノック式の万年筆があった。
スライドシャッター式の万年筆(私達はノック式と呼んでいた)は、ボールペンのように柄の一方を押すと、反対側からペン先が出てくるというものである。
これは、いちいちキャップを外さなくてもノックするだけで書くことができるという、利便性がセールスポイントであった。
多く出まわっていたのは1960年代後半から1970年代後半の頃と記憶している。 スライドシャッター式の万年筆の構造
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