柴又(葛飾区)/ 亀屋本舗 (草だんご) [柴又草だんご 3/3]
亀屋本舗
「とらや」を出て向かったのは「亀屋本舗」である。
幸いなことに、胃袋にはまだ余裕があった。
「マラソンお疲れ様」の立て看板を横目に見ながら「TI氏は未だ走ってますけど。」と呟いて店内に足を運んだ。
当店は着席してから注文を受け、支払いは店の入口外側で行うというシステムであった。
着席して冷えたお茶を供され、揺るぎない心で「草だんご」をお願いした。
先客に当店の若夫婦の子供さんの同級生とその母親らしい方が居られ、若女将はこの方々と親しく話をしておられた。 草だんご
草だんご(餡子は上)
割箸(どの店もこの方式)
「草だんご」は参道に面した販売店舗で造られたものが供されるようであった。
運んで来られた「草だんご」は1個1個は若干小ぶりとはいうものの全部で9個もあり、その上に餡子の塊が載せられていた。
見るからに食べ応えのありそうな一皿である。
当店の「草だんご」も噛み進めるとヨモギの香りが広がるとともに、葉緑素から来る淡い苦味と爽快味、そして餡子から来る自然の甘味で口中が満たされたのであった。 寅さん映画のポスター
寅さんの写真や亀
「草だんご」9個をいただきながら店内に目を巡らせると、やはり寅さんに係わる品々が飾られていた。
好事家には「たまらん!」というものであろうか・・・。 入口のディスプレイ
夕暮れ時の亀屋本舗
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