谷中/大使館(オムライス)
大使館
一昨日は「桃林堂」を出てから谷中方面に歩を進めたが、次の目標とした「愛玉子」は休業であった。ネットで調べると不定期に休業となっていて、我々は運悪しく入店が叶わなかった。
更にネットで調べると、この日の昼食を摂ろうと考えていた「すし乃池」は定休日であることが分かり、失意のまま谷中エリアに到達したのであった。
谷中銀座に向かう途中であったが、看板に「中華・喫茶 大使館」と書かれたシュールな雰囲気を醸し出す店が目に入った。
店内では屈強そうな男性達が食事をしており、店内は満席の様子であった。
一旦通り過ぎて谷中銀座を逍遥したがこれという店が見つからず、印象に残った「中華・喫茶 大使館」の前に戻った。
時刻は12時35分を過ぎた頃であったが、店内にはお客は居なかったので入店した。 お品書(麺類など)
お品書(お食事類など)
入店すると店内は店主夫婦(と思う)が居られ、我々は入口左側のテーブルに案内された。
着席してお品書を見ると、看板に書いてあった中華というもにから想像される中華料理よりも和洋の料理が多く書かれていた。
YA氏は厨房傍の黒板に書かれていた「高菜サンドウィッチ」を見付けられ、即これを選択され、私は何故か「オムライス」を選択したのであった。 肉じゃが
注文を終えると、真っ先に「肉じゃが」の小鉢が供された。
これは店主夫妻からのサービスらしく、後から入店されたガードマン風の男性や近所の人らしい男性にも女将さんが何らかの食べ物をサービスされていた。
入口右側のテーブル
注文の品が供されるのを待つ間、「肉じゃが」を食べながら店内を眺めると、我々の着席した4人掛けのテーブル以外に、入口右側に4人掛けのテーブル、店内奥に4人掛けの丸テーブルがあることが分かった。
高菜サンドウィッチ
こうして待つこと暫しで注文の品々が運ばれて来た。
YA氏の注文された「高菜サンドウィッチ」は玉子サンドの具材に高菜がたっぷり混ぜられたものであった。
YA氏曰く、「高菜の味が濃厚にする玉子サンド」、ということであった。
私は「高菜サンド」というのは今まで見たことも聞いたこともなかったが、YA氏に伺うとYA氏もご存じなかったとのことであった。
思うにYA氏はご自身の好奇心に負けてこの「高菜サンド」を注文されたようであった。 オムライス
中華スープ
私の選んだ「オムライス」は巷のオムライスに比べると格段に大きいものであった。
おまけにポテトサラダ、千切りキャベツが添えてあり、加えて中華スープも付いて来たのであった。
「オムライス」の味は、まさにスタンダードなオムライスであったが、当店のは加熱によってつけられた香ばしい味もあったのは特筆すべきかと推察するところである。
なお、中華スープが供されたことで、当店の看板と料理の整合性を感じ取ることができたのであった。
紙ナプキン
デザートの後、紙ナプキンをてにしたらバラが印刷されていた。
この優雅さは予想していなかったもので、大使館という店名を体現する一つのものであった。
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