新幹線/ 浜松駅 5番ホーム 自笑亭 (濱松 うなぎまぶし、お茶)
新幹線浜松駅5番ホーム 自笑軒
私は大阪への往復には新幹線を利用させていただいています。
それは、JR東日本の「ジパング倶楽部」に入っていますので2万円を切る料金で往復できるからなのです。
その内訳は、堺までの距離が往復割引の対象となること(これは「ジパング倶楽部」とは無関係です)がベースにあるのですが、この往復割引後の料金と特急料金の合計に対して3割引き(最初の2回は2割引き)となるからなのです。
ただし、デメリットもありまして、それは「のぞみ」には乗車できないという制限があることなのです。
が、大阪の場合は「ひかり」ですと30分ほど余分に時間がかかるだけなので私の様な急ぐことに無い人にとってはデメリットというほどのものではありません。
さて、「ひかり」に乗っていますと「のぞみ」では停車しない駅で停車し、かつ「のぞみ」に追い越されるために5分以上留まっていることがあります。
そういう駅の一つに「浜松駅」があります。
先日は新大阪から乗った「ひかり」が「浜松駅」で「追い越され停車」をしましたので、これを活かしてホームに降りますと「自笑軒」という浜松駅ではメジャーなお店の駅弁スタンドがありました。 濱松 うなぎまぶし、お~いお茶
駅弁で浜松駅といえば、やはり鰻に係わるものを思い浮かべますし、駅弁スタンドにも「うなぎ飯」と大書されています。
しからば、ということで買い求めましたのは「濱末 うなぎまぶし」という少し値の張る一品とお茶でした。スタンドのおばちゃんに価格を聞き、500円玉でお釣りがもらえるように千円札2枚と端数の硬貨をトレーに置きました。
すると、おばちゃんは硬貨の入ったケースや自身の小銭入れを確かめた上で500円硬貨が無いとのことで、小銭入れから100円硬貨を5枚出して私に手渡してくれました。

さて、列車に戻り「濱松 うなぎまぶし」を厚紙のケースから取り出しました。
透明な蓋の向こうに一口大に切られた鰻の蒲焼が見えていました。
また、割箸に加えてスプーンも用意されていました。

更に透明な蓋を取り去りますと鰻の蒲焼の下には錦糸玉子が敷かれているのが鮮やかに見えたのでした。
また、それまで気付かなかったのですが、「鰻肝の佃煮」も載せてあったのでした。

そして、定法通り鰻の蒲焼にタレを回し掛けてからその上に粉山椒をハラハラハラリと掛けていただきました。
久しぶり、というか何十年ぶりかで経験した旅の味というものでした。

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