新宿/ 広州市場 西新宿店 (黒豚雲呑麺+煮豚飯)
広州市場 西新宿店
先日の日曜日は肩掛けタイプのカメラバッグを購いに新宿西口にあるカメラ系家電量販店に行った。
その店で当初の目的としていたカメラバッグを手に入れることができたので、気分良く昼食を摂りに界隈を歩いてみた。
片手にカメラバッグの入った袋を携えながテクリテクリと歩いていると、平日はいつもサラリーマン諸氏でかなりの長さの行列が形成される「広州市場」というワンタンで名を馳せる店の前には行列はなかった。
並ばなくても良いのならば入らぬ手はない、ということで早速に入店したのであった。
因みに、当店に入るのは3年半ぶりのことである。 ランチセットメニュー
入口の戸を手前に引いて間口の狭い店内に歩を進めると、お姉さんがカウンター席の一番奥に案内してくれた。
幸いカメラバッグが結構嵩張っていたので、この席は丁度佳いスペースを与えてくれたのであった。
席に着いてメニューを見ると、いずれもソソラレル雲呑麺が記されていたが、それらの中から「黒豚雲呑麺」と「煮豚飯(にぶためし)」のセットでいただくことにした。
その旨を痩せ形ではあるが声のとても大きいお兄さんに伝えると、スープは塩か醤油のどちらにするかを尋ねられた。
そこで、お兄さんにどちらがお薦めかを尋ねると、「塩」がお薦めであるというので、スープは塩でお願いしたのであった。 黒豚雲呑麺+煮豚飯
待つこと暫し、先ず「煮豚飯」がザー菜とともに目の前に置かれ、更に2分程して「黒豚雲呑麺」が運んでこられた。 黒豚雲呑麺
「黒豚雲呑麺」はアツアツのスープからモ~モ~と湯気が立ち上っており、レンズが曇ってしまうのであった。
そこで、カメラを斜め横から構えた上で正面から息をフ~フ~吹きかけてやっと撮影を行うことができたのであった。
なお、「黒豚雲呑麺」には雲呑が7個、煮玉子1個分、メンマ、刻みネギ、針唐辛子が載せられていた。
先ずは、お兄さんお薦めの塩スープを蓮華で掬い、フ~~~~っと息を吹きかけて少し冷ましてから、ズ~~~ゥと啜った。
ムム、ウマイ!
次に、雲呑を一つ蓮華に掬い、何も付けずにそのままいただいた。
むムMU、うマI!
雲呑の中の豚肉の旨味と甘味はそのままでも美味であるが、スープの塩味でさらに引き上げられていた。
次に、箸で麺を引き上げ、徐に啜りあげた。
麺は小麦のトーンが強い味わいで、小麦粉系の旨味がスープの塩味とウェルバランスしていた。 煮豚飯
麺を味わった次はサイドの「煮豚飯」をいただいた。
「煮豚飯」にはスライスされた煮豚というかチャーシューが4枚載せられていて、結構な存在感を漂わせていた。
先ず煮豚スライスの1枚をいただいた。
甘味と収斂味のあるタレが煮豚の甘い脂と良く絡み、このコンビネーションでご飯をいただくと、他に何もイランという逸品であった。
ただ、敢えて贅沢を求めるならば、お米の品質をアップして欲しいところである。 WangTang Instruction
なお、雲呑に関してはインストラクションがあったので、カウンターテーブル上の調味料を合わせていただいた。 調味料
調味料としては、卸し生姜、胡椒、ラー油、刻み玉ネギ、醤油、酢、が並べてあったが、私としては刻み生姜単体に塩スープタップリ、あるいは刻み生姜と醤油・酢でいただくのがベストであった。
雲呑、麺、煮豚飯を一通り味わった後は、心の赴くままに食べ進め、完食に至ったのであった。
そして、一昔前ならどうということは無かったのであったが、この日もお腹がはちきれそうにパンパンになったのであった。
満足の昼食であった。
なお、厨房から店員さん達の会話が聞こえてきたが、皆さんは中国語(と思う)を話されていた。
当店の味は、本場中国の味、なのであろうか・・・。
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