銀座/ トルコレストラン KONYA (アラカルトで)
トルコレストラン KONYA(みゆき通に面したビルにある入口)
一昨日の土曜日は朋友のHO氏と銀座のトルコ料理店「KONYA」に行った。
HO氏とは10月にトルコへ行くことにしており、その予行演習の様な感じである。 トルコレストラン KONYAのエントランス(B2)
HO氏が予約してくれた19時に階段を地下2階まで降りて行くとエントランスがあった。
先に入ったHO氏に続いて店内に歩を進めると、店内の半分ほどは既に先客で占められていた。
予約されていたエントランスに近い側のテーブルに着いたが、何となく違和感を感じて店内を見回すと、先客の方々は全て女性なのであった。
因みに、私達よりも後から入店された人達も殆ど女性で、私達以外の唯一の男性はムスリムの女性5人と一緒に入店されたムスリムの男性であった。
いずれにせよ、理由は分からないが当店のお客さんは女性が殆どであった。 トルコのビール EFES Pilsener
さて、席に着いて先ずは飲み物をいただくことにした。
当店に来る直前に「Tommy Bahama」でMOJITOSを飲んでいたこともあり、ワインからスタートするということも選択肢としてはあったが、先述の通り旅行前の予行演習というシチュエーションであることから先ずはトルコのビール「EFES Pilsener」をいただくことにした。
この「EFES Pilsener」はサッパリした飲み心地の軽快なビールであり、最初の一杯ではなくても大層美味であった。 Karisik Meze (前菜盛り合わせ4種)
料理の注文については、「Karisik Meze (前菜盛り合わせ4種)」が1~2人前とメニュに書いてあったので、これをいただくことにした。
すると、中部アナトリアの主要都市の一つであるKONYA出身という若いウェイターさんから「Ekmek (エキメッキ:トルコの手作りパン)」を合わせるのが良いと推奨されたのでこれもお願いした。 Ekmek (エキメッキ:トルコの手作りパン)
Mezeとはトルコ語で前菜という意味であるということは分かったが、Karisikはお薦めあるいは数種類のという意味のようであるが、どちらが正解かは分かっていない。
なお、私達に供された「Karisik Meze」は前菜盛り合わせ4種というもので、メニュにはペーストと書いてあったがラタトゥイユ、ホウレンソウが混ぜられたソフトチーズ、などなどスパイシーさ、酸味、酪味、などが楽しめるものであった。
また、ウェイターさんのお薦めである「Ekmek」と一緒にいただくと、パンのモチモチとした食感と小麦粉の味がMezeと良い相性であった。 トルコワイン赤 YAKUT (Öküzgözü-Bogazkere Eastern Anatoria 2017)
前菜であるMezeの段階でEFESを飲み終えたので、ワインをいただくことにした。
なお、水で割ると白く変わるアルコール度数が高い「Raki」は今回はスキップしたが、この日のトータルのアルコール摂取量的にはこれが正解であった。
当店には赤白それぞれ数種類のトルコワインが揃えてあるが、それらの中から「YAKUT」という東アナトリア産のワインを選択した。
この「YAKUT」は2017年もので、抜栓して直ぐは酸味が強く感じられたが、時間とともに程良くなったように記憶している。
なお、前菜の間にメインの料理を注文したが、それは典型的なトルコ料理である「Sis Kebab (シシケバブ:仔羊の串焼き)」と当店の名を冠した「KONYA Kofte (KONYAキョフテ:トルコ風炭焼きハンバーグ)」であった。 Sis Kebab (シシケバブ:仔羊の串焼き)
最初に供されたのは「Sis Kebab」であった。
かなり長い金属製の串に刺された仔羊肉がライス、マッシュトポテト、サラダと共に供された。 同上
肉には胡椒系の香辛料で味付けがされていて、ミディアムに焼かれていた。
一口大にカットして咀嚼を繰り返すと、程良い焼き加減に仕上げてあって、ジワリと広がる肉汁の味もさほど癖がなく、というか良い味わいであり、上品な料理であった。 KONYA Kofte (KONYAキョフテ:トルコ風炭焼きハンバーグ)
また、「KONYA Kofte」も挽肉を丸めて焼かれたもので、トマトソースによって肉の味わいが引き立てられていた。
「Sis Kebab」も「KONYA Kofte」も銀座のレストランでいただたことから、口の肥えた日本人を前提にした味付けに調製されているものと推察するところであるが、さはさりながらトルコの味を楽しむことができたのであった。 ベリーダンサー
なお、メインをいただいている頃合いであったが、室内の照明が暗くなりベリーダンスが始まった。
ベリーダンスというのはず~~~っと以前に六本木のトルコ料理店で観たことがあったが、かなり動きの激しいものである。
ダンサーさんは結構お疲れになることであろう。
なお、HO氏も私もベリーダンサーさんに促されてフロアに立たされたが、とうてい踊れる代物ではなく、適当にごまかして手を振った程度で許していただいた。
更になお、である。
先述の通り、この日のお客は女性ばかり(男は3人のみ、その内の2人はHO氏と私)で、ご婦人方の注意が時々私達の視線の向け先に払われているような感じがして、「ヤーネェ。」と言われているようなどうも落着かない感じであった。
HO氏も含めた男の名誉のために言うておきますが、決して猥雑な思いで観ているわけではありませぬ。
ま、そうはいっても、こういうダンスショウは男ばかりが集まって、卑猥な掛け声で盛り上げるようなものでないとイカンように思うところでもある。
最近のコメント