堺/ いたすけ古墳 (タヌキ、鷺)
いたすけ古墳
今週の初めから所用があって堺の生家に行っていた。
そうした中、気分転換に大仙公園に自転車で出掛けた。
先ずは「履中天皇陵」の拝所を訪ね、次いで「いたすけ古墳」を訪ねた。 お堀
JR阪和線の踏切を渡って1分も走らない内に「いたすけ古墳」の碑の前に至った。
「いたすけ古墳」は百舌鳥古墳群の中では8番目の大きさだそうで、周囲をお堀に囲まれている。
今から55年ほど前のことであるが、私が小学生であった頃はお堀の周囲にはフェンスなど無く、魚釣りをする近隣の人達の姿を良く見たものであった。
そ
しかしながら、現在では管理も行き届いていて、保存に対する取り組みのしっかりできているようである。
自転車を降りて手で押しながら歩くと、お堀の向こう側に鷺の姿が見えた。
昔は古墳には多くの白鷺が棲息していて、夕方などには十数羽の白鷺の編隊飛行を観ることができたのであった。
更に時計回りに歩いていくと、白鷺が佇んでいた。
この白鷺は全く動こうとしないでいたが、暫らく歩いた後に振り返ると後から来た人に驚いたのか、大きな羽を羽ばたかせて、飛び去っていった。
この時持っていたのはコンパクトデジタルカメラであったので、その姿を撮ることは私の技術ではできなかった。
更に歩き続けると、年配の人が20人ほど居られ、壊れた橋の向こうを眺めておられた。
この壊れた橋のあちら側にはタヌキが住んでいて、橋の上や袂に現れた姿が報道されたりしている。
この日は、こちら側が賑やかであったことによるのであろうか、タヌキはその姿を現さなかった。
が、しかし、である。
年配の人達が「今日はアカンは。」と言って立ち去られた後、暫らく眺めていると橋の袂にタヌキが現れたのであった。
早速、コンパクトデジタルカメラをフェンスで動きにくくし、シャッターボタンを押したのであった。
撮影できたのはほんの数秒で、2枚だけ撮影できた。
が、写ったタヌキは目を瞑っていて、眠っているように見えるが実際はモゾモゾと動いていて、あっという間に茂みに消えたのであった。
撮影できたのは2枚だけではあったが、有名なタヌキさんを観ることができたのでこれで十分であった。 上の写真を拡大
茂みに消える直前
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