銀座/ 歌舞伎座 (四月大歌舞伎:沖津浪闇不知火 不知火検校)
歌舞伎座
暫らくグズグズしていた体調も漸く快癒に近付いた様子となり、昨日は久しぶりに銀座に出掛けた。
主な目的は、この4月からこれまで勤めてこられた顧問などの職を完全に辞され毎日がフリーとなられたYA氏と昼食かたがた歓談することと、夕方に行われる写真講座に参加することであった。
YA氏とは4丁目で待ち合わせ、歌舞伎座の近くで食事を摂った。
その後、どこかでお茶でもいただくべく晴海通に出たのであった。
そして歌舞伎座の前にさしかかった時に、急遽一幕見席で「不知火検校」を観ようということになったのであった。
正確には、「四月大歌舞伎」の昼の部の二幕目である「沖津浪闇不知火 不知火検校 浜町河岸より横山町の往来まで」である。
演者は松本幸四郎氏が主役で検校を、ご子息の市川染五郎氏が生首の次郎を演じられるという今を時めく豪華キャストである。 チケット
係の人に尋ねると未だ椅子に座って観ることができるとのことであったが、時間的には4階の入口前に集合するまでに僅かな時間しかなく、直ぐにエレベーターで4階に上がりチケットを購入したのであった。 4階のフロア
4階のフロアで10分程待つと、係の人達によって「一幕見席」の入口の前に入場番号順に並べさせられたのであった。
私たちの前には既に50人以上と思しき数の人達がおられ、順番に中に導かれていった。
席は自由席となっているので、中央付近の席は望むべくもなく、左手のブロックの通路に近い席に着いたのであった。 あらすじ
場内では、緞帳についての説明がアナウンスされた後、演目が始まった。
「一幕見席」は4階にあって舞台は遥かかなたの先であり、松本幸四郎氏の顔はなんとか分かるという状況であった。
ただ、声は好く聞こえてくるので、ストーリーを楽しむことができたのあった。
歌舞伎は2回目であったが、エンターテインメントとしてなかなか佳いものと感じるようになっている。
なお、時々大向こう(3階席)から掛け声をかけるおっちゃん達がいたが、掛け声を聞かされる観客の立場で述べさせていただくと、ちゃんと研鑽を積んだ上でビシッとした掛け声を発して欲しい思ったのは私だけではないと思うところである。
最近のコメント