銀座/ 天亭 (天丼)
天亭の入口
少し昔の話であるが、YA氏と銀座で会い、昼食を「天亭」で摂った。
「天亭」は現役時代には時々尋ねていた店で、私にとっては好きな店の一つである。
HPを見たら今年の7月に創業30周年を迎えられたとのことであったが、昼も夜も何時も満席のお客で賑わっていて、ご主人が健在であられる限りはずっと続く店であると確信している。
ただ、この日は店に入って直ぐに気付いたのであったが、ご主人の顔つきが何時もと違っていたのである。
何となく気懸りなまま時間は過ぎたが、元気にされておられるのであろうか・・・。
さて、カウンター席に着いて何時ものように一献飲るべくYA氏と相談したら、天ぷらであるから白ワインか清酒であろう、ということに落ち付き、白ワインを注文したのであった。
しかしながら、「天亭」で初めて飲む白ワインは「天亭」という暖簾のもとで供されるという思いから大変期待していたのであったが、正直なところ少なからず落胆したのであった。
何だか「天亭」らしくないという思いに襲われたのは初めてのことであった。
天丼
天丼
ワインに「天亭」らしさを感じなかったが、「天丼」はやはり極上の品であった。
銀座で長く営みを続けておられる天ぷら店はどの店も、食材、天ぷらの揚げ方、接客、などなどいずれも一流のものであるが、「天亭」はその中でも高位に位置する店である。
また、近い内に尋ねて、今度は清酒をいただくことにしようと思うところである。
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